ふうせん2

劇場公開日

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解説

風の吹くままに生きる風船のような、テキヤ稼業の若者たちの姿を描く任侠映画の第二作。第一作「ふうせん」の設定のみを生かしたもので正確には続編ではない。監督・脚本は第一作も手がけた井上眞介。主演は「いつかどこかで」の宅麻伸と、「新・悲しきヒットマン」の金山一彦。16ミリ。

1995年製作/82分/日本
配給:彩プロ

ストーリー

東京・新宿。口先三寸で女を引っかけては自由気ままに生きているチンピラの木場五郎は、露店商売をしている男に、一帯を仕切る登竜会を騙って難癖をつけショバ代をせしめようとした。ところがその時、本物の登竜会が現れ、五郎は組員の田上有作に叩きのめされる。気が納まらない五郎は登竜会に単身乗り込み、有作とサシの勝負を挑んだが、やはり有作を倒すことはできず、ひとまず折れることで納得した。有作はそんな五郎を飲みに誘い、自分たちはやくざではなくテキヤ稼業だと説く。有作の男気に惚れこんだ五郎はまたも登竜会に出向き、組員にしてくれと頼みこんで有作の弟分となった。有作の誕生日、誕生祝いに会食の席を用意した有作の妹の有利は、何と以前に五郎が街で口説こうとした女だった。有利はプレゼントを買う折に親しくなったブティックの経営者・永井令子をその席に招待していたが、有作はこの出会いに驚く。5年前、勇作がヒットマンとして一越組組長の命を狙った際、彼は誤って無関係な令子の恋人を殺してしまったのだ。有作に女性を紹介しようとした有利の思いはあだとなった。五郎と有利とがそれから親しくなっていった頃、五郎は組長の桐生や代行の柳田から露店の場所割りを任され、脅しのためと言われて銃を持たされる。場所割りを仕切るのが一越組であり、登竜会に不利な場所を与えたため場所割りは諍いの場となり、飾りだと思っていた銃が暴発、五郎は一越組に追われることとなった。五郎は有利のもとに匿われるが、なぜかそれが一越組に知られ、有利は一越組に誘拐されてしまう。有作をこころよく思わない柳田が、五郎を囮にして一越組とのショバ争いを優勢にしつつ有作を貶めようとした企みの結果であった。責任を追及された有作は単身で一越組へ赴き、男気でもって組長の大蔵と話をつける。事件にひとまずの決着をつけた有作だが、次には桐生や柳田とにケジメをつけようと考え、その前に令子と会おうとする。有作は例の恋人を殺してしまって以来、匿名で令子に金を送り続けており、そのことに気付いた令子もいつの間にか有作を許していたのだった。彼女の許しを得た勇作、そして有利との絆を確認しつつ有作と行動を共にしようと決意した五郎の二人は、女たちに見送られ自分の組との縁切りに向かう。有作たちは登竜会と大立ち回りを演じ、信頼を裏切った組長を斬る価値もないと見放して去っていった。

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