劇場公開日 1969年3月11日

「市川雷蔵狂四郎ラストはオールスターキャスト女優」眠狂四郎悪女狩り kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0市川雷蔵狂四郎ラストはオールスターキャスト女優

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ニセ狂四郎現る!その男・川口周馬(江原真二郎)は総取締役の錦小路の策略により、隠れキリシタン58人をルソンへと逃がしてくれる約束に騙され、環の子を将軍の跡目にしないため殺人をそそのかされていた。しかも彼は本物の狂四郎がニセ狂四郎の存在に怒ることで直接対決を望んでいたのだ。

 そんな兄をなんとか鎮めようと妹の小夜(藤村)は狂四郎の手助けをする。しかも、その間も錦小路の罠によって狂四郎は捕えられ、毒を盛られそうになる・・・

 死期の迫った市川雷蔵の最後の狂四郎映画。派手な殺陣はないものの、独特な演出によって雷蔵の魅力が引き出されている。女優たちも今までの狂四郎作品オールスターキャストといった感じで、特に錦小路役の久保菜穂子が色っぽすぎる!

kossy