劇場公開日 1972年1月29日

「我慢しようよ」濡れた唇(1972) 青山大輔さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5我慢しようよ

2012年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

 婚約者はいるけど、セッ●スさせてもらえなくて、デートクラブで出会った女とセックスをくりかえす。

いややりたい気持ちはわかるんだけど、なんで安易にそっちに走るかな?って。
婚約者なんだし、結婚すればやれるんだから、なんで待てないの?

そういう俺も待てない性格だけど、彼女いた時は風俗はいってなかったね。
なんか罪悪感あるから。まぁそれが普通だと思うんだけど。

神代作品は一般映画以外はほとんどみてるんだけど、この人の作品は男の虚しさが前面にでてるよね。デートクラブの女が捕まり、彼は逃げ延びて、深夜喫茶もない時代、時間ぎりぎりまで喫茶店ですごし、閉店後、なにをしていいのかわからず、ただ縮こまってるまま。

黙って婚約者と結婚していればこんなことにもならずにすんだのに、馬鹿だよね。

基本的にこの人の映画はそういう系統が多い。かなりシュールだけど、一見の価値はあるわな。

ただ絵沢萌子の裸は正直嫌い。

青山大輔