「日本版・ゴッドファーザー?!」やくざ戦争 日本の首領 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
日本版・ゴッドファーザー?!
ヤクザ映画の東映が総力をあげて制作した超大作だけあって、脇役までもおそろしく充実し、分厚い。
その中でもやはり、かつての松竹の看板スターだった佐分利信の朴訥で重厚な演技がカリスマ性をあふれさせ、同時に全国制覇を狙う日本最大の暗黒ファミリーの組長としての大物感も漂わせていた。
だが、組長とその家族との葛藤を描いたサイドストーリーが、テレビのホームドラマの範疇を出ていなかったのがとても残念だ。
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