日本海大海戦

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解説

ベテラン八住利雄がシナリオを執筆し、「連合艦隊司令長官 山本五十六」の丸山誠治が、メガホンをとった戦記もの。特技監督は「怪獣総進撃」の円谷英二、撮影は「肉弾」の村井博が担当した。

1969年製作/127分/日本
原題:Battle of the Japan Sea
配給:東宝

ストーリー

十九世紀末、欧州列強は争って中国への侵略を続け、明治三十三年には、日本を含む八ヵ国の連合陸戦隊が排外思想を奉ずる義和団の暴動を鎮圧した。だが、ロシアだけは満州に兵をとどめて、虎視たんたん日本を狙っていた。明治天皇を仰いでの御前会議は、ロシアに抗議文を送ったが、返事はなかった。ついに国交は断絶。連合艦隊司令長官東郷平八郎は、バルチック艦隊とともに、旅順とウラジオストックにいる太平洋艦隊の動向に気をくばり、秘策を練った。そして広瀬少佐の旅順港口に老朽船を沈め艦隊を封じ込むという奇策を採用した。一方乃木軍司令官率いる陸軍第三軍は、旅順要塞に陸上攻撃をかけた。だが、ロシア艦隊は封鎖を破り、日本艦隊の砲弾をかわして敗走した。十月二十日、バルチック艦隊がリバウ港を出た。敵艦が日本海に現われると判断した東郷は、連合艦隊を内地に引上げさせた。攻撃開始から五ヵ月目の翌年の元日、旅順二〇三高地の敵陣が、乃木軍の手で陥落した。その頃、ストックホルムで諜報活動をしている明石陸軍大佐が、バルチック艦隊の航路が敵司令長官の一存で決まるという情報をつかんだ。五月二十日、見張船信濃丸が五島列島沖にバルチック艦隊を発見。五月二十七日、旗艦三笠にZ旗を掲げた東郷長官は、敵の直前を大曲転する大胆不敵な戦法をとり、敵の先頭を圧迫した。激戦は、日本艦隊に大勝利をもたらした。戦勝と平和回復にわく国民。だが、東郷は戦いに勝って真の“戦いの恐しさ”を忘れることができなかった。

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映画レビュー

4.0ミニチュアワークの素晴らしさ

2019年6月22日
iPhoneアプリから投稿

円谷プロの本気を見た。
迫力の大海戦。
怪獣映画より凄いよ。

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hidema7135

3.5皇国の荒廃、この一戦に有り。各員一層奮励努力せよ。

syu32さん
2019年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

「東宝8.15シリーズ」第3作。

「東宝・新東宝 戦争映画DVDコレクション」付録DVDで鑑賞。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読みドラマも観て、日露戦争に興味が出て来た頃、東映の「二百三高地」と共に本作の存在を知りました。
「坂の上の雲」でも、バルチック艦隊の詳細な動向、「敵艦見ゆ」の瞬間から勝利までの緊迫感が描かれていて、とても手に汗握りました。

それはさておき本作は、日露戦争開戦から乃木希典による旅順攻略、東郷平八郎によるバルチック艦隊撃破までを壮大なスケールで俯瞰する戦記大作。
キャストも豪華な顔触れでまさに東宝オールスター。特撮映画でお馴染みの顔触れも大挙して出演しているので、めちゃくちゃ楽しめました(笑)
三船敏郎の東郷平八郎、笠智衆の乃木希典、加山雄三の広瀬武夫、仲代達矢の明石元二郎…なかなかにベストな配役だなぁ、と思いました。個人的に描いていた人物像にぴったりと嵌まり込んで、より映画の世界に没入することができました。

特筆すべきは、“特撮の神様”円谷英二特技監督が担当した実質上最後の特撮映画であるという点でしょう!
彼が考案した“寒天の海”を始め、巨大でリアルな模型を使った連合艦隊とバルチック艦隊の大激闘など、その手腕が十二分に発揮されていて息を呑む迫力でした。

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syu32

4.0「日本海大海戦」を観て・・

Ryoichiさん
2016年1月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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Ryoichi

2.0司馬史観との違い

2014年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

 1969年製作ということは、司馬遼太郎が「坂の上の雲」の連載を始める前らしい。そのことを意識してみると、秋山兄弟に関する記述を除けばほぼ変わらないエピソードが並ぶと言えるのではないだろうか。
 逆にいうと、司馬が新聞に連載した文章には、それほど目新しい史実が載っていたのだろうか。あるとすれば、日露戦争当時の日本という国に対する認識の違いではないだろうか。
 「まことに小さな国が開花期を、、、」の冒頭に象徴されるように、司馬の日本観は極東の貧しい島国である。アジアで最初に近代化に動き出した幸運によって東アジアに植民地帝国を築くこととなったが、欧米の国々に比べれば貧しく小さな国に過ぎないというものだ。
 この映画では、義和団事件の収拾に西洋の国々と肩を並べて対処する力を持った列強国として描かれている。司馬の、日本への過小評価に違和感を感じる私としては、この映画のように列強に伍している日本を描く、この映画の見方のほうが落ち着く。人口や農業生産力からすれば、ヨーロッパ諸国に全く引けを取らない国であったはずである。足りないのは、近代的な工業力や技術力であり、自分たちの伝統の上にこれらをいかにうまく取り込んでいくかを、ロシアを競争相手としながら進めていく日本の姿を映画は描いている。
 司馬は、太平洋戦争へ突き進んだ過ちをロシア戦に勝利した日本人の驕りに求めた。そのためにもいかにその勝利が危ういものだったのか、いかに日本が小さな国であったかを強調した。
 しかし、近代化は遅れたものの十分な人口と生産力をもった日本が成長すれば、アジア・太平洋地域に拡大してきたロシア、アメリカと衝突することは必然的なことだという歴史観がこの映画には横たわっている。最後のほうで、ロシアの次の仮想敵国としてアメリカの名前が挙がっていたのはそういうことだろう。
 大きな必然の中で人々が知恵や勇気を振り絞っている。これが歴史というものだろう。戦勝後の、東郷平八郎の市中での立ち居振る舞い、東郷と会談する乃木希典の謙虚な言動。こんな史実があったのかどうかはさておき。自分たちは奮闘努力したが、それは大きな歴史の流れの中でたまたま手にした結果に過ぎない。そのことをよく分かっている男たちの姿を描いている。

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よしただ
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