透視する女

劇場公開日:

解説

自分に向けられる他人の欲望を透視する能力を持つOLの受難を描いたエロティック・サイコ・スリラー。監督は「Dolphin Through」の伊藤秀裕。脚本は、伊藤監督と「本番ONANIE 指戯」の米田彰の共同。撮影を渡辺武が担当している。主演は「蘇える金狼」の安原麗子。尚、本作は『MOVIE STORM』の第3弾作品として製作、公開された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

2000年製作/72分/R18+/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ(配給協力 リベロ)
劇場公開日:2000年5月20日

ストーリー

一見平凡なOL・和美には、誰にも言えない秘密があった。それは、自分に向けられた他人の欲望をヴィジュアルとして透視できる能力を持っていること。会社の上司やピザ屋の配達人、電車の乗客、居酒屋の客、医師、公園の老人、更には後輩OLに到るまで、彼女は彼らの妄想の中で弄ばれる自分が見えてしまうのだ。ある日、出勤途中の病院の前で、彼女はかつてない欲望を透視する。それは、鋭いメスで切り刻まれる自分の姿だった。あまりの恐ろしさに戦慄する和美。彼女は、やがてそれが病院に入院中の男のものであることに気づく。実は、彼は人が恐怖に打ちのめされる姿を見るのが好きな変質者であった。そして、そんな彼にとって不思議な力を持つ和美は、正におあつらえむきの獲物だったのである。誰もいない病院廃病棟で和美を襲う変質者。逃げまどう和美。だが壮絶な闘いの末、彼女は変質者を階段から突き落とし、難を逃れることに成功する。

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