劇場公開日 2019年8月3日

「記録映画として意義深い」東京裁判 stさんの映画レビュー(感想・評価)

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4.0記録映画として意義深い

stさん
2019年8月11日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

たまたま数年前に『東京裁判』(日暮吉延,講談社現代新書)を読んでいたので、今回本作を見るに当たり、再度読み返した上で鑑賞した。

玉音放送自体は、国立国会図書館のデジタルライブラリー等で聞けると思うが、リマスターかつ映画館の音響で聞くと臨場感があり、平成生まれの私だが、「敗戦」という言葉が単なる史実としてではなく、あたかも自らの実体験であるかのように錯覚するほどであった。

トークショーで伊藤俊也氏が仰るように、説明過多、解釈先行と感じる方もいるのかもしれないが、鑑賞者に対してどれ程の前提知識を求めるのか、ということとの比較衡量の結果なのだという小笠原清氏の意見もまた妥当だ。

これだけ厖大な映像資料を一つの映画作品として鑑賞することができるという点において、やはり本作は、いまだ大きな意義を持っていると思う。

ただ、やはりある程度の前提知識がある状態で鑑賞した方が、伊藤氏が指摘するような解釈提示を相対化し、純粋な記録映画として本作を捉えることができるのではないだろうか。

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st
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