劇場公開日 1989年7月1日

「【ノンストップグロテスク&エロティックホラー。全編に響くインダストリアルミュージックが狂気の世界を増幅させている映画でもある。】」鉄男 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【ノンストップグロテスク&エロティックホラー。全編に響くインダストリアルミュージックが狂気の世界を増幅させている映画でもある。】

2022年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

ー 存在は知っていたが、初鑑賞。
  グリッジノイズ、メタルパーカッションが鳴り響く中、男はグロテスクな身体になっていく・・。ー

・放出される、熱量が半端ない映画である。

・モノクロームで撮ったからこその、メタリック感溢れる男(田口トモロヲ)の異形に変容して行く姿。

・ドリルペニスの見せ方や、男の連れ合いの女(藤原京)の狂気性。

ー 男がなぜに、鉄男になって行く理由など、途中からどうでも良くなるほどのインパクトある映画である。
  この作品、劇場で観たかったなあ・・。ー

<ナンダカ、ボク、イケナイエイガヲミテシマッタキガスル・・。>

■今作は、塚本晋也監督自身が美術も担当しているようであるが、どのようにあのメタリック感溢れるグロテスクな衣装?を作ったのであろうか・・。

NOBU