地の群れ

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解説

熊井啓と原作者の井上光晴が共同でシナリオを執筆、「黒部の太陽」の熊井啓が監督した社会ドラマ。撮影は墨谷尚之が担当した。

1970年製作/127分/日本
配給:ATG

ストーリー

昭和一六年。宇南少年は、炭坑で朝鮮人の少女を妊娠させ、少女の姉宰子に、その責任を追及された。「俺は知らんよ」少年は、ただその場かぎりの返答をして炭坑を去った。暗い時が流れた。成長した少年は、佐世保に診療所を開いていた。彼の患者に、明らかに、原爆病と思われる少女がいた。だが、母親の光子は、自分が被爆者であることを頑固に否定した。それというのも、佐世保には、海塔新田と呼ばれる被爆者の集落があり、その集落民と思われることを恐れてのことだった。字南の父は、原爆で死んだ。爆心地に、父を探し求めた彼自身もまた、放射能の被害を受けたかも知れない。さらに、自分が、被差別部落出身者であることを知った字南は、子供をつくるまいと決心した。妻の英子には、その夫の気持が理解できず、不毛のいさかいが続いた。そんなある日、被差別部落出身の徳子が、診察を頼みに来た。暴行された証明書を書いてくれというのだった。童顔な徳子。字南の脳裡に、朝鮮人の少女を姦した自分の姿が、鮮烈によみがえった。少女は間もなく自殺、それを幸いに炭坑を去り、長崎医専に進んだ宇南。彼は、そんな自分に嫌悪し、恐怖にかられるのだった。徳子が強姦された、という噂は、それまで平穏をよそおっていた被差別部落を、異常な雰囲気で包んだ。容疑は、徳子と知りあいの原爆被災者青年信夫にかけられた。警察は、確証を得られず信夫を釈放。この一件を通して信夫と徳子の心は互いに近づきあった。だが、二つの集落の中には長年にわたり潜在していた怨念、憎悪がうずまき、真犯人があがったにもかかわらず、そして、信子の意志にもかかわらず火を吹きあげた。徳子の母親松子が被爆者の投石にあって死にいたり、信夫は暴徒と化した二つの集落民に追われるはめになった。地の果てまでも……。

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映画レビュー

4.0差別からはいいことなど、生まれない

2019年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見たくないものを、真っ向からぶつけてくる熊井監督の作品を
レンタル屋で見つけました。
部落の人々や、原爆症で苦しんだり、原爆によって醜い姿になった人々などが
差別を受け、そしてそこで事件が起こり、憎しみが起こり、負の連鎖が
起こります。
悲しい事件が起こるのですが、その発端は原爆なのです。
そして差別を受けてる部落の少女が酷い目に合い、そして怒りは
さらに飛び火していきます。
人間の心の奥にある、差別意識や怒りや憎しみをえぐり出した作品です。
そういう心を私たちは奥に秘めていると言うことを
忘れてはならないと思います。

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ともちん
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