脱線三銃士

劇場公開日:

解説

脱線トリオ由利徹・八波むと志・南利明が主演するコメディで、山口素一の原作を、勝俣真喜治・千葉胤文が脚色、千葉胤文が監督した。撮影は砂山利宗が担当した。脱線トリオの他に、観崎きよ子・牧嗣人・折原啓子・丹波哲郎・左京路子らが出演している。

1958年製作/44分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1958年9月7日

ストーリー

タクシーの運転手八波君、ペンキ屋の看板書きの由利君、サンドイッチマンの南君のトリオは、常盤食堂のお咲ちゃんにゾッコン惚れていた。由利君は、親爺さんから妾宅への連絡を頼まれたが、店の自転車をうっかり妾宅の表へ置き忘れ、通りがかったおかみさんに見つかり、クビになった。由利君の気の毒な事情を聞いたお咲ちゃんと父親は、職が見つかるまで店の仕事を手伝うようにと言ってくれた。お咲ちゃんと働らけることになった由利君は、念願叶って狂気乱舞。禍転じて福となったわけである。由利君に油揚をさらわれヤケになった南君は、宣伝マッチを一つかみずつ配っているところをスポンサーに見つかりクビになった。さて、流しの運転手八波君は、女性とみればサービス運転をしているが、自分の会杜の社長夫人をそれと知らず例によって無料で乗せたため、即時クビを宣告された。三君は、お咲ちゃんのハートを射止めようと、彼女の男性観を打診すると、「強くて男らしくてスマートなのは、自衛隊の幹部さんよ」と彼女は言う。三君は、揃って自衛隊に入隊した。ところで、外出の日。三君は、運ちゃん時代に八波君が乗せた踊子マリーから、闇ドル紙幣の入った鞄を預けられ、店に届けてくれと頼まれた。三君早速出かけたが、暴漢が現われ乱闘となった。翌日、三君は闇ドル団逮捕の功績から、金一封を中隊長から授与された。ところが、中隊長に寄り添っているのがなんとお咲ちゃんだった。「中隊長さんは私の婚約者、自衛隊の隊長さんの好きな理由がお分りでしょ」に、三君はダーとなったのだ。

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