東洋の怪物 大怪獣バラン

劇場公開日

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解説

黒沼健の原案を、関沢新一が脚色、「美女と液体人間」の本多猪四郎が監督した、お馴染み東宝の空想怪獣映画。撮影は「美女と液体人間」の小泉一、特技監督は円谷英二。新人の野村浩三・園田あゆみが主演するほか、伊藤久哉・千田是他・平田昭彦らが出演する。初期タイトルは「東洋の怪物 大怪獣バラン」。パースペクタ立体音響。

1958年製作/87分/日本
原題:Varan
配給:東宝

ストーリー

北上川の上流、高山地帯の僻地で、めずらしい種類の蝶が採集された。杉本生物研究所の杉本博士は、新庄、河田両所員を現地に派遣、実態調査を命じた。二人は原始林の奥深く入り、地図にもない湖を発見、そこで蝶を採集したが、その時、巨大な怪獣が襲いかかり、彼らは無惨な最後をとげた。地元民は神の怒りだと怖れおののいた。杉本博士の助手、魚崎、兄の死因をさぐろうとする新庄由利子、カメラマン堀口の三人はこの謎をとくべく現地へ向い、例の湖で大怪獣に出会った。バラノポーダ・バランだ!三人は必死に逃げた。バランは集落を蹂躙し、再び湖水へ姿を消した。バランの大都会侵入を阻止するため、学界、防衛庁を中心に緊急会議が開かれ、現地駐屯部隊が一せい攻撃を開始したが、バランはびくともしない。杉本博士は照明弾を打ち上げ、バランを山頂に誘導したが、その時山火事が起り、火に追われたバランは悪魔のような羽をひろげ、空のかなたに飛び去った。このニュースは全世界にひろがり、政府はあらゆる対策をねった結果、強力な火砲のみがバランを撃退出来るとの結論を得た。だがなまじの攻撃はバランを刺戟するのみ。銚子沖、野鳥崎沖に出没しはじめたバランは、海上自衛隊の攻撃を苦もなく撃退し、ついに東京湾内に侵入、羽田空港に上陸、空港ビルや旅客機をたたきつぶすなど猛威をふるった。これを見た杉本博士は時限装置をつけた特殊火薬をパラシュートにつけ、ヘリコプターから投下し、バランに呑みこませた。空港を蹂躙した勢でさらに前進しようとしたバランは、これによってついに内部爆発をおこして海中に落下、まもなく大爆発の水柱とともにその巨体は水中に没し去った。バランは永遠の謎を秘めてその生命を絶ったのである。

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映画レビュー

3.0本作にはその後の怪獣特撮シリーズの方向性を形作ったポイントが多い その意味で重要性がある

あき240さん
2019年12月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

東宝特撮シリーズとしては番外編
アメリカのテレビ局向けのものを劇場公開したに過ぎないからだ
要は小難しい大人向けの特撮ものより、怪獣がでて大暴れする映画を早く出せという声がそれほど強かったということだ

内容としてはゴジラの劣化リメイクと言ってよい

原水爆実験という誕生の曰わくのテーマ性は跡形もなく消えて、退治方法もオキジェンデストロイヤーと言うような禁じられた兵器を使用するジレンマというような小難しいことを排している

ただ、それによって怪獣ものフォーマットは創作の自由度が大幅に高まったのは確かだ

本作にはその後の怪獣特撮シリーズの方向性を形作ったポイントが多い
その意味で重要性がある

秘境での原住民の伝説と怪獣のドッキングはキングコングからの由来であるが、モスラに継承される原形となっている
子どもの登場は今後の方向性にも大きな影響を及ぼすもので特に重要だ

特撮のレベルは流石だし、脚本もさほど酷くもない
ただ二番煎じすぎて見ていて退屈になるのは否めない

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あき240

3.5これぞ、日本の怪獣映画。

syu32さん
2018年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

 DVDで鑑賞。

 東北のとある山奥。外界から隔絶され排他的な空気の漂うその地域に古くから残る土着信仰“バラダギ様”。その正体とは湖の中で中生代から生息している恐竜バラノポーダ、通称バランでした。
 人間たちが居住環境を荒らしまわったことに怒り、周辺の集落を襲撃。湖に潜んでいるところを自衛隊が奇襲するも、手足にムササビのような膜を広げ大空に飛び立ってしまいました…。
 そして、バランは海上自衛隊の追撃を振り切って羽田空港に上陸。戦車砲やミサイルも効かないバランに対して果たして打つ手はあるのか…。

 ムササビ怪獣バランのデビュー作。
 “東宝三大怪獣”の陰に隠れてしまい、あまり知名度の高くない怪獣です。
 他の映画への再登場も殆どしていません。
 バランの大暴れをじっくりと堪能できるのは、今のところ本作のみとなっています。
 元々はアメリカで放送するテレビ映画用に製作することになっていましたが、紆余曲折を経て日本で劇場公開することになりました。そんな事情もあってか、本作のみ“TOHO SCOPE”ではなく、“東宝パンスコープ”というスクリーン規格で上映されています。

 アメリカへの輸出用作品だったためか、日本独自のカラーを持った土着的な怪獣映画となっています。
 バランはその住処である湖周辺の集落において神と崇められる存在でした。何とも言えないおどろおどろしい雰囲気が、本作を異色なものにしているように感じました。
 世間から忘れ去られていた神が傲慢な人類への怒りに駆られて牙を剥く…。本作は、神と人間との戦いという面もあるのかもしれませんねぇ…。

 冒頭の文明から取り残されたような集落から、文明繁栄の象徴である空港へと場面が展開していくのが何とも秀逸でした。
 バランが暴れるのは、自分の住んでいた世界とはまるで違う場所に戸惑い、怯えているからのように思えました。
 日本が持つ二面性みたいなものをそこに見たような気がしました。バランは文明の発展によって消えようとする日本本来の風景の象徴なのかもしれないなぁ、と。
バランが醸し出すそこはかとない悲壮感が、何とも言えない独特の雰囲気をつくり出しているように感じました。

※追記(2019/6/2):DVDで3回目の鑑賞。
 「GODZILLA ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の興奮冷めやらぬ中、サプライズで同作に出て来ないかなぁ、と密かに期待していたバラン。
 その願いは通じませんでしたが、若干不遇な目にあっている彼の心痛を慮るあまり感極まって来て、唯一まともに活躍してくれる本作を久し振りに観たくなりました。
 ゴジラのような強さ、ラドンのような飛翔能力を有しているハイブリッド具合が何とも絶妙だなと改めて感じました。顔付きも非常に精悍ですし、何故きちんとした再登場が叶わなかったのか不思議なくらい…。
 モノクロ画面が“秘境”と呼ばれる山奥の集落の不思議な雰囲気と、バランの荒ぶる神のような存在感を演出しているようで、カラーだと出せない味だなと思いました。
 伊福部昭の重厚な劇伴も相まって、なかなか濃厚な怪獣映画だなぁ、という認識を新たにしました。

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syu32

3.0バラダキの唄

2016年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

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うにたん♪コメント書き込み一部を除き回復、皆様色々ありがとうございます

バランがかっこいい

2015年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル、VOD、映画館

興奮

知的

難しい

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かじぶー
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