劇場公開日 1953年6月23日

次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港のレビュー・感想・評価

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4.0駆出しで子分の少ねえ親分だが、理屈に合わねえ喧嘩は買う男だぜ!

2021年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

故郷清水で次郎長一家を立ち上げて、意気揚々の面々。加東大介が、豚松役で登場。この人、「七人の侍」の参謀役が印象に強いせいか冷静沈着なイメージもあるが、若い頃は結構間の抜けた役もやっている。
この頃の時代劇に見入るのは、なによりロケ地や小道具。オープンセットの頼らなくても、まだ日本各地に江戸風情の残っている宿場や街道がいくらもあったんだなあ。着物やなにやらも、今までは博物館に並んでそうなものが普段使いされているような馴染み振り。ある意味、記録映画だと思う。
さて、そうこう思いを巡らしているうちに黒駒の勝蔵との確執も深まって、お時間!

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栗太郎