シルクハットの大親分 ちょび髭の熊

劇場公開日:

解説

「シルクハットの大親分」シリーズ第二作。脚本は「人斬り観音唄」の高田宏治、監督は「関東テキヤ一家 天王寺の決斗」の鈴木則文。撮影は「札つき博徒」の塚越監二がそれぞれ担当

1970年製作/89分/日本
配給:東映
劇場公開日:1970年11月21日

ストーリー

四国道後の大親分、熊坂虎吉は道後温泉発展のためにと、一家をひきつれて熱海にやってきた。この地は源田産業や農商務次官の芦沢、それに東京の顔役、剣持をバックにもつ横川組の縄張りであった。熊虎はさっそくくつろいだ宿の女房お幸を横川組の魔手から救って、貫禄を示すのだった。その熊虎の度胸にゾッコン惚れ込んでしまったのは小栗子爵だった。彼は日本で最初に自動車の輸入に成功した人物で、天皇陛下に献上する第一号車の運搬と警備役を熊虎に頼んだ。剣持、横川らは妨害の秘策を重ねた。しかし熊虎は技師クラウスや小栗の部下、伊庭新吾とともに無事大任を果し終えた。ところが、小栗は「輸入許可」を正式に得ると、熊虎との関係をたちきることを伝えた。源田たちは、妨害をあきらめず、自動車爆破を計画した。行動を開始した横川に襲われた新吾を救おうとした熊虎は源田の銃弾を太腿にうけ、危機に瀕した。だが、その時颯爽と登場した兄弟分緋牡丹のお竜の助力でことなきを得た。一難去ってまた一難。自動車は整備中のクラウスとともにダイナマイトで吹き飛んだ。小栗と家令重兵衛も横川組の刃に襲われた。熊虎とお竜の我慢もそれまでだった。喧嘩仕度に身を固めた兄弟は、源田、剣持、横川、芦沢と、悪の根源を葬り去った。

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