劇場公開日 1973年5月29日

三里塚 辺田部落のレビュー・感想・評価

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0.5本作は如何に学生運動、三里塚闘争が国民や農民達を騙した出鱈目なものであったか、逆に自白している

2019年10月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

反吐がでるとはこの事だ
嘘と欺瞞と自己陶酔の塊だ
農民達をそそのかし、自らの思想心情の為に利用したのだ
本作はそれを正当化し事実として嘘を真実だと固定しようとしたものだ
21世紀の若者達は事実を調べ、本作の嘘を知り老人達の洗脳に打ち勝って欲しい
それが私達の21世紀の三里塚闘争だ

闘争中たまたま3人の警官が死んだとのナレーションが入る
たまたまと何度も強調するが全くの嘘だ

300人の過激派が孤立した少数の機動隊に襲いかかり、火炎瓶で火だるまにし逃げ惑う警官に手錠を掛け、ヘルメットや防具を剥ぎ取り大勢で釘のついたゲバ棒や鉄パイプで滅多打ちのリンチに掛けたのだ

三人の警官が殺され、骨折、眼球破裂による失明、竹槍で顎を貫通などの80人以上もの重傷者をだしたのだ

これがたまたまと言い張る事実だ
明白な傷害致死であり、凶器準備集合罪、むしろ破防法を適用すべき恐るべき殺人事件なのだ
これを矮小化し、正当化している
そして本作を撮っている側の連中がこの殺人事件に農家達を引きずり込んだのだ
農民達は被害者なのだ
過激派が自分たちの思想信条の為に農民を利用したのだ
本作はこれを正当化するためのものだ

過激派が本作に写らない様に注意深く撮影されている
農民達の主体てきな反政府闘争であると偽装するための作為なのだ

農民達をけしかけ、憎悪を煽りたてる彼らは大学生だ
むしろ農民の青年は悪循環に落ち込む反対闘争に悩んでいることを吐露している
彼が本当に哀れだ

部落の集会で苦悩する純朴な農民達の真摯な言葉の数々
本当に可哀想で見ていられない
こんな人々を騙して苦しみの無限地獄に叩き込んだ本作を撮っている側達の連中に無性に腹が立つばかりだ

冒頭で村の老人が反対派と妥協派で村が分裂し、妥協派が村八分にされたことが語られる
村八分とは火事と葬儀は除くという意味なのに、その実態は妥協派の葬儀も埋葬にも村の協力を受けられず大変な思いをさせたという

村の古い因習と左翼思想の結合
恐るべき悪夢だ
人間の進歩、社会の進歩というものを踏みつけにさせたのは本作を撮っている連中なのだ
吐き気がする構造だ
村の共同体にひびを入れ亀裂を生じさせたのは本作を撮っている側の連中なのだ

毛沢東語録の革命は農村が蜂起し都市を包囲してなると言う思想を実践しようとしたものなのか
噴飯ものだ

過激派達は大学生だ
進学率は戦後上がったといえど知的エリートの予備軍だったはずだ
しかし彼らには農民達の幸福、経済産業の発展、地域の発展、これらの最大幸福を総合的に解決しようという未来へ向けた思考は欠片もない

むしろ村の発展を阻止し、いつまでも僻地の農村のままに押し留めて、それで良いとする蔑視すら感じるのだ

洪水を防ぐ治水事業で川を付け替え堤防を建設する
正しいことだ
そのためには立ち退きも必要だろう、堤防で景観も悪くなるかも知れない
そこを十分な補償と住民達の利害の調整と理解を進め地域の発展の為にどう寄与するのか
それが本来の知的エリートが活躍すべき役割のはずだ
それを自分たちの思想信条の為に利用して住民達の幸福を犠牲にしたとしたらどうだろうか?
これと同じ事だ

つまり三里塚闘争辺田部落と同じことは21世紀の現代でも各地で繰り返されているのだ

本作は如何に学祭運動、成田闘争が国民や農民達を騙した出鱈目なものであったか、逆に自白しているのだ

こんなものはドキュメンタリーではない
そもそも農民の妥協派の言い分などは一切ないのだ
農民達を利用して苦しめた自己正当化の為のものでしかない
その為に農民達を撮影してまた利用したのだ
二重の裏切り行為だ

こんなものが日本映画オールタイムベストにラインナップされていること自体が許せないことだ
本作が自白の証拠物件であるという事だけが本作の意義だ
星半個でも多い

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あき240