「燃えろ八犬士!」里見八犬伝(1983) しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
燃えろ八犬士!
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DVD(デジタル・リマスター版)で3回目の鑑賞。
原典、原作共に未読。
角川映画の全盛期に製作されたアクション時代劇。里見家への復讐のために蘇った玉梓率いる妖怪軍団と八犬士の壮絶な戦いをふんだんなアクションと迫力の特撮で描き出す。
クライマックスの大決戦は集団抗争時代劇の系譜が感じられ、観応えがありました。戦いの中で命を落としていく八犬士たち。多勢に無勢な戦況が興奮を高めてくれました。
ラスト、静姫と親兵衛は手を取り合って、変な洋楽をバックに遥か彼方へ馬で駆けていきました。それでいいのか。「里見家再興のために戦った八犬士の死の意味は?」とツッコミたくなりましたが、本人たちが「行け!行くのだ!」って言っているから、まぁ、大丈夫なのかもしれないけれど(笑)。
[余談]
ブック・オフに売っていた原作をパラパラ程度で見たことがありますが、お色気シーン満載でした。静姫があられもない感じでしたが、その役回りは本作では玉梓のものでした。
[余談2]
改めて観て考えたこと。親兵衛の腕の紋章が消えたのは正義に目覚めたからじゃなく、皮膚を張り替えられたからでは?
[以降の鑑賞記録]
2019/08/10:Ultra HD Blu-ray
2019/11/16:Ultra HD Blu-ray
※修正(2024/03/13)
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