五番町夕霧楼(1980)

劇場公開日

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解説

家族のために廓に身を売った女と、幼友達の青年僧との愛を描く。水上勉の同名の小説と「金閣炎上」を合せて映画化したもので、脚本は「天使の欲望」の中島丈博、監督は「黄金の犬」の山根成之、撮影は「神様のくれた赤ん坊」の坂本典隆がそれぞれ担当。

1980年製作/129分/日本
配給:松竹

ストーリー

与謝半島の突端にある樽泊で木樵をしている片桐三左衛門の長女、夕子は肺病の母と三人の妹をかかえ、家族のために京都西陣の五番町夕霧楼で働くことになった。一年の歳月が流れ、西陣帯の織元・甚造との水揚げも済み、夕子は五番町で一、二を争う売れっ妓になっていた。ある日、夕霧楼に夕子の幼友達で、京都で修業を積む青年僧正順がやってきた。その日以来二人の逢瀬は続く。貧乏修業僧の正順にかわって、夕子が費用を払っていた。正順は夕子を訪ねると、歌を唄い、話をして、彼女に指一本触れずに帰っていく。しかし、その逢瀬にも終りがやってきた。夕子を妾にしようとしていた甚造が、正順が修業している鳳閣寺の慈州に廓通い告げたのだ。夕子はその頃から体の不調を訴え、肺病を患い入院してしまう。一方、さい銭をもって豪遊する寺の長老たちの姿を見て、立派な僧になることを念じ続けてきた正順は失望していた。そして、慈州とぶつかり、寺を飛び出した。夕霧楼で、夕子の入院を聞いて正順は病院へ急いだ。寺以外に生きる場所のない正順の思いつめた姿に、夕子はただならぬものを感じた。正順は「復讐してやる!」と言うと夕子を抱いた。怒りと悲しみをぶつけるかのように夕子を抱く。正順に応えるかのように夕子もがむしゃらにしがみつく。激しく切なく燃える最初で最後の愛。鳳閣寺が炎上したのはその晩であった。怒りに震える手で寺に火をつけた正順は、仏像に体をくくりつけ夕子の名を叫びながら焼死していった。新聞で事件を知った夕子は、与謝へ帰り、正順を追って自ら生命を絶つのだった……。

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映画レビュー

3.0全体としてはテレビ特番を観たという印象

あき240さん
2020年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

正直、残念な気分です
同じ金閣寺放火事件を題材した、市川崑監督の炎上と比較するのは酷というものですが、比べたくない出来と言わざるを得ません

松坂慶子は美しい
娼婦にも見える
しかし、その向こうにある丹後の寒村の極貧の中で不幸を背負って育ってきた子娘の姿形が透けて見えて来ないのだ
華やかな都会で苦労せず育って来たようにしか見えない
演技力の問題ではなくて配役の間違いに責任があると言うべきで、彼女は断るべきだった
単に愛の水中花の大ヒットでキャスティングされたにすぎないと思える
ただ本作の後、彼女は立て続けにヒロイン役を得るようになったのだから出演の意味はあったのは確かなのだが

奥田瑛二の櫟田も炎上での市川雷蔵のひどい劣化コピーでしかなかった

三島由紀夫と水上勉の原作に於ける放火動機の違いに由来するものだが、なんとも薄っぺらい
不愉快ですらあった

その他の俳優達も大して見るべきものもなく、大味な演技しかなく興醒めする瞬間が幾つもある

脚本もくどくぎごちない
演出もきつい言い方になるが臭い

肝心の金閣寺の炎上シーンもクライマックスとしての映像の美しさ、特にカラーを活かしての映像美を期待したのに拍子抜けのするようなものでしか無かった

全体としてはテレビ特番を観たという印象だ
炎上の足元にも及ばないし、比較すらして欲しくない

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あき240

2.0 「処女やなかった」とか文句を言ったがたいそう喜んでいた。西陣問屋...

kossyさん
2019年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 2 件)
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kossy

3.5美しくも儚い悲恋物語

近大さん
2013年1月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

家族を養う為に遊廓に身を売った少女と幼なじみの青年僧の悲恋。
水上勉の小説の1963年に続く2度目の映画化。1980年の作品。

薄幸のヒロイン・夕子に扮するのは、若き日の松坂慶子。そのハッとするほどの美しく可憐な姿に見惚れる。
幼なじみの青年僧・正順に奥田瑛二。吃音演技を熱演。
先輩遊女の風吹ジュンも若い〜。

遊女になっても正順を愛し続ける夕子と、そんな彼女をなかなか受け入れられない正順。
それでも二人の想いは燃え上がり、密会を続ける。
しかし、遊女と僧。密会がばれ、周囲はそれを許さず、酷な運命が二人を引き離す。
やがて、正順はある事件を起こす。(市川崑監督の「炎上」でも描かれた実際の事件を元にしており、ピンとくる方もいるハズ)
そして夕子は結核を患い…。

悲恋が前面に押し出されている為、五社英雄監督の一連の作品と比べるとインパクト不足。濃厚な濡れ場も無い。
女同士のドロドロ愛憎劇を期待すると少々肩透かしを食らうが、思いの外見易く、美しくも儚い物語に酔いしれる。

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近大
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