劇場公開日 1972年9月2日

「名作。もはや芸術映画っぽい。」子連れ狼 死に風に向う乳母車 tさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0名作。もはや芸術映画っぽい。

tさん
2019年1月3日
PCから投稿

笑える

楽しい

興奮

凄い面白かった。

前作同様、オープニングから狂ってる。
型にハマらない時代劇。途中から西部劇になる笑。
そして、ポンドカーみたいな乳母車が・・・。

ていうか殺陣のシーンが芸術的に撮られている。最近観た映画で例えると、007スカイフォールっぽい。不気味で重い雰囲気、その中で若山富三郎が力尽くで敵をなぎ倒す。
サム・ペギんパーへのオマージュを彷彿とさせる「虫」のシーンがあったり・・・只の娯楽映画じゃないね。芸術映画の領域に入ってる気がする。

若山富三郎の殺陣は凄いですね。斬るときに腰が入ってる。殺陣がダサかったらただのキワモノ映画になると思う。けれど、殺陣がちゃんと迫力があってかっこいいから、凄い映画になっている。さすが。

t