劇場公開日 1989年12月16日

ゴジラVSビオランテのレビュー・感想・評価

全21件中、1~20件目を表示

3.5人気上位は伊達じゃない

2023年12月16日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

興奮

萌える

序盤はG細胞をめぐる人間ドラマ、ゴジラ出現後は自衛隊の対ゴジラ作戦が中心になる。
自衛隊の切り札『スーパーX2』やゴジラと薔薇と沢口靖子を遺伝子レベルで融合したライバル怪獣『ビオランテ』など魅力的なガジェットが登場する。
ゴジラによる放射線被害の描写は無く、単純に観て楽しい娯楽作品に振り切った印象。
ゴジラを追い返す超能力少女とか有名芸能人による賑やかしなどが若干鼻につく。
久しぶりに観たらゴジラの着ぐるみ感がめっちゃ気になったが実写とミニチュアが入り混じった戦闘シーンの胸熱感は変わりなかった。

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ジョン・ドゥ

3.0大森一樹盛り込みすぎ

2023年11月9日
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この映画は前作から少しタイムラグがあった。
17億円と言うそれなりの興行成績を挙げた前作ではあるが、満を持してゴジラを復活させた当初の期待にはどうももの足ら無かったのである。

この期待外れの要因として今まで子供には最強と言えた特撮物の映画やテレビなどに対し80年代は「ガンダム」や「マクロス」などのロボットアニメが強力なライバルとして出現したことがあると思う。実写と違ってアニメは人が入らない分、複雑な造形やアクションが可能であり(要するにカッコいい)さらに動きも素早く作画やストーリーなども格段に進化していったので特撮物は少々分が悪かったのではないかと思っている。
また映画好きにはたまらなかった怪獣が出現するまでの独特の「間」などもTVアニメに慣れた子供たちにはスピード感の無さに思えこの辺りを改善したいと考えていたのではないか。

東宝もここで今までとは違うゴジラを作りたいと考え、ゴジラシリーズとしては初めての外部から大森一樹を起用した。
大森一樹は前年の斉藤由貴主演の窓際のトットちゃんなどで日本アカデミー賞監督賞を取っていた。
大森一樹はたいそうな意気込みで医師免許を持つという知見を生かし、ゴジラの対戦相手をバイオテクノロジーによってゴジラの細胞(G細胞)と植物の合成怪獣「ビオランテ」に設定。また配役についても「黒い雨」で名だたる映画賞を総なめにしていた「キャンディーズのスーちゃん」田中好子を起用した。ストーリーについても舞台を中東に設定したりG細胞の奪取を図る国際的バイオメジャーを登場させたりして今までとは一味違うゴジラを目指した。

こうして満を持して公開された「ゴジラ対ビオランテ」であったが興行成績は10億円と前作を下回る結果となってしまった。

理由についてはいろいろあるが個人的には単純に「あまり面白くなかった」事だと思っている。

本来メインのストーリーはせっかく連れて来た田中好子と相手役三田村邦彦の二人のストーリーになるはずであるが二人がそれぞれ研究員でメインのストーリーにからみづらかった。その上に、怪獣と心が通わせられる少女、異常に存在感の濃ゆいマッドサイエンティストの高橋幸次やバイオメジャーのエージェントまでが現れテンポの良いストーリー目指したつもりが生煮えの角切りニンジンのてんこ盛りで消化不良を起こしてしまったように思う。
またビオランテも余り魅力的ではなかった。あり得ない生命力を持つG細胞をベースにしたのは良しとしてそこにマッドサイエンティストの高橋幸次がバラの細胞にさらに娘(沢口靖子)の細胞まで突っ込んだために正直何が何やらわからない怪獣になってしまった。
そしてどうしても植物由来の怪獣のため空を飛ぶでもなく動きもほとんど少なく怪獣ファンが一番期待する怪獣のバトルシーンが単調になってしまった。要するに大森一樹がゴジラを好きすぎていろいろ詰め込みすぎ自爆してしまったのだと思う。

とは言えこの作品は自衛隊の全面的な協力の上で自衛隊の攻撃シーンも迫力満点であり前作に引き続いて登場した陸上自衛隊のスーパーXがなかなかの良い動きをしてゴジラを序盤追い詰めていったことが印象に残った。ちなみにスーパーXのオペレーターの一人として21歳の鈴木京香が出演している。

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カンパク薬局

5.0ゴジラVSビオランテ

2023年10月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

知的

面白かった。

ゴジラシリーズの中で一番好きな作品です。

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Y&M

4.01954年のゴジラを本当にリブートして、さらに30年後まで続く永遠のコンテンツにしたのは1984年版と本作です 特に本作の功績は巨大なもので有ったのです

2022年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

1989年12月公開
平成は同年1月8日から始まりました
つまり文字通り平成ゴジラシリーズは本作から始まりました

前作の1984年版のゴジラは30周年記念として製作されましたが、まだ昔のゴジラシリーズの残滓を色濃く残していました
しかし、本作は全く新しいシリーズに一新されたと納得出来る内容になりました

超ひさびさに観て色々と新たに感じる事がありました

ゴジラという存在は、やはりなんらかの大きな不安の暗喩であるということ

1984年版にはそれが欠如していたのです
一応、核戦争の恐怖で製作されていますが、日常生活を一皮むいた下にある切実な不安では、なかったのです

では本作品は何の不安であったのでしょうか?
今なら良く分かります
それはバブル景気への漠然とした不安です
本作公開の1989年はバブルのピークに突入しようという時です
「24時間働けますか?」なんてCM が流行語に、なったのはこの年です
こんな空前の繁栄はいつまでつづくのか?
高く登れば登るほど、落ちる高さは高くなりだんだんと怖くなってくるのです

次作の「ゴジラvsキングギドラ」は1991年の正にバブルのピークに公開され、以降バブル崩壊局面の中、次々にシリーズが公開されて行ったのです

だからバブル崩壊が誰の目にも明らかになった1995年に平成ゴジラシリーズは打ち止めとなったのです
もはやゴジラは日常生活にあって、破壊をしていたのですから、もう映画で観たい存在ではなくなってしまったのです

本作は商都大阪のビジネスの中心部をゴジラが破壊する
まさにバブルを破壊しにゴジラは来るのです
水面下の漠然とした不安を暗喩しているのです

適当なミニチュアセットではなく、きちんと実際の街並みをミニチュアセットで再現してあります
それを破壊し燃やす
バブルが最高潮に向かおうという時に、目もくらむほどに繁栄しているシンボルとして超高層ビルが登場して破壊されるのです

特技監督は川北紘一
円谷英二、中野昭慶に連なる正統なる後継者です
その人が思う存分に、見知った街並みを破壊してくれるのです

劇中で、我々の時代は終わったという台詞があります

それを言う白神博士役の高橋幸治は公開時54歳、特技監督の川北紘一は47歳
黒木三等特佐役の高嶋政伸23歳

本作とは関係は有りませんが、庵野秀明は29歳
樋口真嗣は24歳でした

特撮の世代交代がもう直ぐあると予告しています

多用されるワイヤーフレームのコンピューターグラフィクスは、特撮の今日の在り方を予言しています

若狭湾での決戦で一列に多数の戦車が並ぶ構図は、もちろんエヴァンゲリオンの第一話に引用されたあれです
続く原発からの電源供給の光景も、エヴァンゲリオンのヤシマ作戦の元ネタになったものです

そして改めて思うのは、ゴジラという侵略者への自衛戦闘の映画であり、自衛隊が大災害に対処する映画でもあったのです

防衛庁(当時)の全面協力で実際の戦車やヘリや部隊が、伊福部昭の軽快な音楽で展開されるワクワク感は大変に優れています

また30年後の近未来の戦いを見事に予言しているのです

スーパーX2 は、ウクライナ戦争の最中の私たちには、ドローンそのものに見えます
シン・ゴジラに米軍のドローン攻撃機が登場するのはこれに由来していたのかも知れません

ゴジラの熱線に撃墜されるヘリは、ウクライナのミサイルで撃墜される光景に重なります

抗核エネルギーバクテリアを仕込んだ肩打ちミサイルはジャベリンを連想するものです

口にも撃ち込まれる抗核エネルギーバクテリアはシン・ゴジラで血液凝固促進剤の経口投与の元ネタでしょう

シン・ゴジラにまで続く、ゴジラ細胞の設定は本作から始まったものです

ゴジラの皮膚に撃ち込まれるミサイルは、シン・ゴジラではステルス爆撃機から投下されるバンカーバスターになっていました

そのように考えれば、シン・ゴジラが形態を変えていくのはビオランテから来ているのだと思えて来ます

このようにシン・ゴジラは本作からかなり由来していたのだと気付かされました

1954年のゴジラを本当にリブートして、さらに30年後まで続く永遠のコンテンツにしたのは1984年版と本作です
特に本作の功績は巨大なもので有ったのです

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あき240

4.0大人視点で観ると違う楽しみ方ができるし、子どもは子どもで興奮できる

2022年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

ゴジラが三原山火口から出てくるシーンは圧巻!

白神博士がマッドサイエンティスト
倫理観はどうなっているんだ

自衛隊兵器superX2の登場音楽はドラクエ感あるし、この兵器がかっこいい

抗核バクテリアがキーとなって
サウジアラビア(サラジアとか言うてたが)の方から国の敵も出てくるのがメッセージ性があっていい

あと超能力少女・マッドサイエンティスト・スーパー兵器・大阪破壊・電子レンジ作戦などてんこ盛りで子供の時観ていた印象とは違う楽しみ方もある

鈴木京香の名前がエンドロールにあったけど、どこ?司令室?

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つんつん

4.0シリーズの傑作

2022年1月6日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

平成ゴジラシリーズの原点となる前作「ゴジラ」(1984年)の直接の続編及び、平成ゴジラシリーズの第一弾。
ゴジラを特殊災害と規定し、それに伴う政治的なドラマ、そしてゴジラの細胞から造られたビオランテ、抗核エネルギーバクテリアやスーパーX2などのリアル兵器に加えて、ゴジラの細胞をめぐるスパイアクションの要素も加わり、より複雑なストーリー構成になっている。また平成ガメラシリーズのような超能力を持つ少女「三枝三希」の初登場でもあり、以降平成ゴジラシリーズのレギュラーとなる。
ゴジラの細胞が関わる設定は後の「シン・ゴジラ」などへと継承される形となっている。

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ヒックス伍長

3.0なにやらごちゃごちゃしてる

2021年10月5日
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4k放映を前にAmazonで事前確認。

84年版のラストに直結で始まるオープニング。なぜか銃撃戦になったり海外の研究室に行ったりと斬新な展開。
しかし終わってみると要素が多くて全体的にごちゃ。登場人物もこんなに出す必要ある?
色んな人が出てきて往年のオールスター的な趣き。
もっともすーちゃんは見るたびに眼球が洗われる透明感だし20歳そこそこの鈴木京香は後光レベルのオーラ。ワイルドな峯岸徹もセクシー。

ただ、最終形態のビオランテの造形はかっこいいんだが、そこにたどり着くまでが長いので正直ちょっと飽きてる。せっかくの見せ場が早よ終わらしてという気持ちになってしまい残念。
音楽がドラクエのボス戦みたいだ(すぎやまこういち)。

とくに序盤、博士が合流するまで長くて段々ドラマというより説明、言い訳を見せられてる気分になってくる。

その後もテンポにメリハリがなくて段取りくさいし、その割に説明が足りないところがあったり(湖にいたゴジラがいつの間に海に?)
ビオランテを生み出すに至る白神博士のマッドサイエンティストぶりもなんだか物足りない。
特撮は全体に気前よくて派手なんだけど、お話はいまいち盛り上がらない。

破壊された西新宿がゴジラをネタにしてるのとかユーモアあるし、冒頭からメディアを使って地続き感を出そうとしてるのもよかった。
ゴジラの顔がネコ科^ↀᴥↀ^。ピューマとかジャガーみたい。でも放射能が弱い(スーパーXつおい)のとサイズ感がシーンによってバラバラなのがちょっと気になる。仕方ないけど海、浅すぎだろうとか…

これならガメラの方が面白かったなぁ。
要素を盛りすぎなんだと思う。植物怪獣とかコンセプトはいいのに、まとまりに欠けてもったいない感じ。
でもいいところもある。悩ましい。。

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ipxqi

3.5これが、平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)か!

2021年4月24日
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鑑賞方法:映画館

初めて、国立映画アーカイブという場所へ行って観ました。劇場を舐めててすみませんでした。立派な劇場でした。 3列目はだいぶ見上げるのでもう少し後のがよかったかな。

今回は80年代映画特集の中の1作品です。俺の80年代は、大学2年生から就職6年目なので、あんまり、というかまったく映画観てないです。当然、本作も観ておらず、初めて観ました。いやあ、面白かった。

サラジア共和国という架空のオイルダラー国家は、石油の先をみて、小麦とサボテンの融合で砂漠でも育つ植物を、白神博士の娘 英理加によってすでに作りだしていた。さらに 「自己再生能力をもつゴジラ細胞を融合して抜群の繁殖力をもつ小麦を作り出そう」 と企てるのは、実際にありそうな設定だ。こういう "ありそうな設定" は怪獣映画として絶妙。また、この映画の1989年という年を、バイオテクノロジーという科学からみると、1973年に遺伝子組み換え技術が開発され、1994年に遺伝子組み換え作物が販売開始される、ちょうど中間。旬な科学技術をネタにしている点、1971年の 「ゴジラ対ヘドラ」 同様に、技術とその副作用的な課題をテーマにした点が、平成ゴジラシリーズで高評価を受けている理由だろうか。

ただ、娘 英理加を失った白神博士が、娘の細胞とバラの細胞とゴジラ細胞をかけあわせて、永遠に咲き続けるバラ(英理加)を作り出そうとする行為は、猟奇的だなあと感じる。この映画はバイオの副作用ではなく、バイオに対して感じている得体のしれない不安がテーマかな。そこで重要な白神博士のコメントだが、
「科学など、しょせん政治の道具でしかないのだ」
「あなたたちは、(いつも)自分たちに理解できないという理由で反対するのだ」
「永遠の命をもつ植物を作ったつもりだった。しかし、ひょっとすると、たいへんなことになるかもしれない」 って、あなた・・・
ううむ、白神博士のセリフは、ひとつひとつ決めセリフっぽいのだけれど、なんか一貫してないのね。当時日本にはびこっていた "バイオに対する拒否反応" を批判するのか、それとも "遺伝子工学は怪物キメラを生み出すに違いない" というスタンスに本気で立っているのか?
こんなこと言えば、科学に対する期待と恐怖と言う矛盾する感情を刺激できそうなセリフを並べてみたという感じで、そこは残念。ただ、こうした科学っぽさ、子供になにか考えるヒントを与えるってのが怪獣映画の魅力のひとつだと言えば、自分もたしかにそうだと思うのではあるけれど。

アクション俳優たちの中途半端ぶりは怪獣映画であり、アクションがメインではないので仕方ないか。しかし、サラジアの作業員(かっこばかりつけてる黒メガネね)のクールさを装った変に決めたポーズは、この頃の流行だったのかなあ。いま観ると、「プフフ」 としかいいようはないね。

ところで超能力少年少女たちのもつ、"ゴジラを感じる能力" は、その後につながっていくのかなあ。
「この小さな体で、ゴジラと同じだけのエネルギーを出したのだから」
その通りなんだけど、そのエネルギーを出して何をしたのかがわかりにくかったなあ。ほんの数十秒立ち止まらせただけでも、その数十秒がすごく大切だったとかの描写があったらよかったかなあ。

ただ、上に書いた醒めた見方はすべて大人になってしまった自分の見方で、子供時代に観たら、今書いたそれぞれが心に届くのかもしれない。よしにつけ悪しきにつけ、1970年代のゴジラシリーズのテイストを残したまま、改善していることには、「さすがは東宝」 と思う。

改善点では、メーサー砲(搭載戦車)に感動! 映画ではどうしてもプラモデル的軽さ感が抜けなかった "メーサー砲" が、生れてはじめて重量感を感じる姿で現れてくれたこと!ちょっと感動!正しく金を使うってこういうことじゃないかなあ。
そして、「協力:防衛庁」 と出るようになったこともすばらしい。自衛隊の完全協力のもとで撮った怪獣映画が、1995年の大映ガメラでは徹底的に現実路線で迫ってきた一方、東宝89年のこの映画は東宝怪獣映画伝統のメーサー砲も、新兵器 "Super-X2" も登場させた。大映ガメラは 「(今は)大人になった当時の子供も楽しめる」 に比重をおき、東宝ゴジラは 「今の子供も楽しめる」 に比重を置いたのかといった予想をすると、ちょっと楽しい。

抗核エネルギーバクテリア(核エネルギーを食べて分解しそのエネルギーで繁殖するバクテリア)が存在するはずというアイデアの絶妙さ。そして核エネルギーを食べる(!?)ゴジラの細胞を使って、核エネルギーを吸収分解する機能をもつバクテリアを作るというアプローチもたしかにありそう。

司令部のモニターに3DCGの基礎技術である "ポリゴン" が多用されているのは、当時、ポリゴンによる表現が一般にも知られるほど、広まってきたってことなのかな。この映画が1989年、家庭用ゲーム機で言えば、セガのメガドライブ(周辺機器スーパー32X)がポリゴンを描いたのが1994年。業務用3Dモデラ―としては、リコー社がソリッドモデラ―「DesignBase」 を発売したのが1987年といったように、ちょうど一般人の目にも止まるようになってきたこっろだったんだろうな。その後2000年にはプレステ2が500万ポリゴン/秒を描くのだからCPU進化にともなうこの領域の進歩はものすごく、いま観ると 「あれま、ずいぶん素朴なものを・・」 と見えてしまうのが逆にすごいところだ。

おまけ
・ をを、あれは東芝のラップトップ、オレンジ画面だったやつだな、とか女性の髪形・服装はザ・バブルだなあとか、関空がまだ予定地だ、といったように、端々に懐かしさがあふれてるね。
・ をを、大河内財団という名称は、全然最大の財閥にまで昇りつめた科学者の楽園 "理化学研究所” 所長の名前からとったに違いないね。
・ をを、Super-X2は、陸自の武器だったんだね。

・ しかし、いつ見ても、どのドラマでも、こうした大型映画でも、沢口さんの大根ぶりにブレはない。

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CB

4.0タイトルなし

2020年4月19日
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悲しい

知的

優れた特撮と惜しい人物描写。博士やテレパシー少女の心情をもっと描けていれば傑作

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柴左近

3.0「ゴジラVSビオランテ」というより「ゴジラVS自衛隊」…ビオランテは微妙な立ち位置…

2019年12月29日
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ドラマ部分は大概のゴジラ映画がそうであるようにスカスカ。高橋幸治が出ているので少しは重みのあるドラマになるのでは、と期待したがこの博士始終ポーカーフェイスで娘の死を悲しんでいる風でもなく、その悲しみ故にとんでもない怪物(ビオランテ)を作り出したことを悔やんでいる風でもなく、淡々と他人事みたいにビオランテ解説やっているだけでドラマが盛り上らないこと、この上なし。ただ、今は亡きスーチャンの若く美しい姿を再見出来たのと、まだ駆け出し時代の鈴木京香の初々しい美貌が拝めたのが嬉しい。ビオランテに関しては、ストーリーに有機的に絡んでいるのかいないのか(様は出てくる必要が有ったのかどうか)ビミョーなところ。G細胞とバラの花の細胞と沢口靖子の細胞とでビオランテが出来ているという設定は楽しいけど。しかし関西国際空港が出来る前の話立ったんですねェ。あんなところにゴジラが来てくれたら、うちの工場は大変だったでしょうね。

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もーさん

3.0前作から続けて視聴

2019年6月4日
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興奮

ゴジラVS自衛隊、ゴジラVSビオランテ、どちらも面白かった。
ただ人間VS人間(サラジアなど)の場面は現実にゴジラがいたらありえそうな展開ではあったが作品としてはテンポが悪くてイマイチだった。

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cure0101

3.0ドラクエ風ゴジラ

2019年5月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

 ゴジラ警戒体制・・・未知との遭遇みたいなやつ・・・から始まった。いきなり第4警戒体制だ。緊迫した中で始まる平成ゴジラシリーズ第1弾。一般公募の原案が採用された作品だ。

 84年にはゴジラ細胞を盗み、中東サラジア国で遺伝子の実験を行っていたが、バイオ・メジャーと名乗る集団によって研究所は破壊され、白神博士の娘も命を落としてしまった。そして、抗核バクテリア細胞研究のために再び白神博士に声がかかる。その抗核バクテリアが作られると世界の核の抑止力としてのバランスが崩れてしまうと、各国が血眼になるほど重要なものなのだ。

 バラの象徴のようなビオランテ。神をも恐れぬ人間が造りだしたという怪獣ではあるが、ゴジラの恐怖を一層盛りたててくれる設定だ。自衛隊も登場する中、活躍するのは前作からの改良版スーパーX2だ!ちょっとサンダーバード2号にも似ていたが、ゴジラの熱線を受けても1万倍になって跳ね返すというファイアーミラーを装備している。バイオメジャーと名乗る軍団がどこの国なのか最後まで意味不明・・・

 「ゴジラでもビオランテでもない。本当の怪獣はそれを作った人間です」という白神博士の言葉が強烈。そしてビオランテが消滅するとき、沢口靖子の姿が・・・。

 音楽がドラクエと似てるなぁ~と感じたが、やはりすぎやまこういち氏が担当していた!G警戒体制のドット文字といい、スーパーX2のコントロールレバーがゲームっぽかったりと、テレビゲーム全盛時代を象徴していたのかもしれない。

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kossy

5.0平成ゴジラっていうかバブルゴジラだな。良くも悪くも時代を反映している。

tさん
2018年11月18日
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ゴジラ繋がりで観た。香港映画、ハリウッド映画、スパイ映画好きなんだろうなぁ。好きだからやりました的な二番煎じ感がホント良い。ホンモノの銃を使った銃撃戦と筋肉アクション俳優を雇えれば良かったのにねぇ。。。だって全ての俳優がヒョロ過ぎて全然強そうに見えないんだもの。笑
いやいや。そのおかげで、グッと二番煎じ感が高まっているのだ。

半分世捨て人の科学者、リア充代表の三田村邦彦およびその仲間たち、ゴジラ、とここまでは1作目に似てる。
しかし、半世捨て人の科学者はゴジラに共感してるわけではなく積極的にゴジラ殺しに加担し、リア充はゴジラを倒して、最後彼女と一緒にラブホ行こうぜ!的なノリで終わる(お前は007か!)という。。。ぐぬぬ。なんというか、、、これが平成というかバブルなんだな笑。せっかくゴジラが出てやったのにお前らは、、、笑
あ。そうか!ゴジラ映画がゴジラ映画の二番煎じやってるのか!そう考えるとますます好きになる。

この映画の中で最もゴジラに共感していたのは、峰岸徹だ。
薬は注射より飲むのに限るぜ!
いやいや、田代に言わせればそこは注射だろ!

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t

3.5シリーズ第17作目。 遺伝子操作から生まれた薔薇の大怪獣ビオランテ...

2018年5月28日
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シリーズ第17作目。
遺伝子操作から生まれた薔薇の大怪獣ビオランテちゃんのビジュアルがシリーズNo.1のカッコよさ。
ゴジラ好きだった子供時代はこのキャラクターが1番好きで、怪獣でどれが好きかとなるとまず浮かぶのがビオランテ。
人間のエゴで生まれた怪獣が親共々散って行くラストは切なかった。

好きな作品だが今見るとこれ…あんまビオランテ出てないやん。前作に続くVS人類モノやん。ラスト5分しか本気ビオランテは出てこないのね。子供だったから良いシーンの記憶しかなかったのか…思い出フィルター効果!

大人向けを意識したらしいが、大人も子供も満足できる作品かと言われると疑問な気もするが…。
ゴジラと若者中心で組む自衛隊との戦闘は中途半端にチープなゴジラ対策兵器であまり楽しめなかった。大人向けというならばもう少し造形に気を配って欲しいところ。
でも特撮自体のクオリティはかなり高く、今でも違和感なく楽しめるレベル。

やっぱ平成のゴジラはクールでかっけぇなぁ。

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NORIDAR

3.0ゴジラファンの間では高評価されているこの作品。出演者が豪華。印象深...

2017年3月26日
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ゴジラファンの間では高評価されているこの作品。出演者が豪華。印象深さNo. 1は若き日の鈴木京香、超綺麗です。端役で勿体無い。

沢口靖子も若い。大根だからか、今回はすぐいなくなります、どころかなんと怪獣になっちゃいます(笑)
主演は三田村邦彦と田中好子。ほとんど何もしません。がラストで爽やかにイチャつきます。人が死んだ後にもかかわらず(笑)

サラジア共和国?外国人、演技下手すぎ。
超能力少女、おまえは何者?
「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん」この名言(迷言)直後の峰岸徹の結末。
ゴジラを倒した訳でもないのにハッピーエンドをきどる面々。
数々のギャグが怒涛が如く襲ってきます。

極め付け。
「ゴジラでもビオランテでもない。本当の怪獣はそれを作った人間です」
ちょっと待てー!作ったんおまえやろ!(笑)

このギャグ映画、一見の価値あり(笑)

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はむひろみ

3.0さらば怪獣プロレス(笑)

2017年3月4日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

単純

昭和の子ども向け映画を脱却して、バラの怪獣と対決するゴジラ。
平和の為にと言う適当な理由もなくなりゴジラ自体を特殊災害としているのが面白い。
前作の設定を踏襲し三原山からゴジラが出現する。
ゴジラ出現を感知するのが超能力開発の子どもたち(笑)
個人的に三枝未希の目を開いたイッてる感じの表情が嫌いなので、この後のシリーズに訳知り顔で出てくるのが嫌だった。
新しい流れを生み出した作品でG細胞を巡る人間同士の争いもあり、物語性を見せようと努力をみせるが、沢口靖子がビオランテと分かっている観客からすると少々モヤモヤするストーリーで賛否分かれると思う。

台詞の端々に原水爆に対するアンチテーゼが織り込まれており、三田村邦彦の批判に、科学者や偉い人の言い訳が笑える。
それにしても峰岸徹さんはいつも死ぬ役柄が多い気がする

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うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)

3.5人間ドラマに重点を置いた怪獣映画。

2016年8月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

敵怪獣のビオランテがドラマパートに寄りの存在なこともあって、ゴジラそのものの存在感は薄めな印象。ゴジラ細胞を巡る国家間の暗闘やら、マットサイエンティスト的な科学者の暴走やら、ストーリーで楽しませるのが本筋で、怪獣はドラマの具に過ぎないって態度は、要するに大森一樹監督の特性なのかなとも思ったり。

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lylyco

3.5科学的

2016年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

おもしろかった。エンディングで、結局何が伝えたかったのかいまいちよく分からなかった。

20201017追記
全体的に、ぶつ切りな印象が強い。個々のシーン、エピソードは良いが、それらが気持ちよく繋がっていないように感じた。エンディングも一つずつエピソードのスイッチを切っていくような感じで、繋がりが分かりにくくなっているのかなと。

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棒人間

5.0新時代のゴジラ

2016年5月1日
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ゴジラ映画のなかでは、なかなか新しい物語だと思う。見ていても、『あっ、そうきたか!』と裏をかかれる展開。サラジア国のエージェントがあっさりだったけど、まあ、サラジアのエージェントだからありだと思う。

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imax男

1.5もっと良く出来たはず

2015年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

同時代の他の映画と比べても、見劣りする内容と演出。

臨場感も無いし、むやみにくどい。無駄が多い。

ゴジラは好きでも見るのが苦痛。

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44mm