三大怪獣 地球最大の決戦のレビュー・感想・評価
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”特撮映画“の到達点
CGど迫力の「マイナス・ワン」を劇場で、BSで「シン・ゴジラ」を観たあと、どうしても見たくなって年末の休みにビデオで観たのが「地球最大の決戦」
上記2作を観たあとでも私にとってのベストゴジラ映画である。
キングギドラが神社の鳥居越しに山里を破壊するシーンは、美しく神々しい。
このシーンだけで観る価値あり。
特撮の到達点とも言える名シーンである。
元祖「ゴジラ / キング・オブ・モンスターズ」‼️
この作品から "怪獣プロレス" という言葉が生まれたのでしょう‼️ゴジラ、ラドン、モスラが共闘してキングギドラを迎え撃つ‼️有名な怪獣会議‼️「ローマの休日」を参考にした人間ドラマも、今観てみるとツッコミどころだらけなんですが、怪獣プロレスを観せるためには、しっかり人間ドラマを描かなければならないとの製作者側のこだわりが感じられます‼️これで自衛隊の戦車や戦闘機がギドラを迎え撃つ戦闘描写や、モスラが成虫になって翔び立つ姿を見れたら、星一つぐらいオマケできたかも‼️しかし「アベンジャーズ」のマーベルよりも半世紀も前に、"東宝特撮怪獣映画ユニバース" を展開していた東宝はスゴい‼️
ラドンもそうだと言っています
ゴジラ映画はこれでようやく10本目くらい。
(本家、シンゴジラ、ギャレス版、84年版、ドハティ版、ヘドラ、ビオランテ、総進撃、2001年版)
モスラが召集された時点で残り30分切っていて、すわ決戦か!と思ったのにそこからの流れがあまりにグダグダなのに驚きました。
キングギドラのデビュー戦のはずが、「ローマの休日」とか金星人とか、それ以外の要素が多すぎてインパクト薄い。。でもあの耳障りな鳴き声と東京の大破壊シーンはよかった。色はともかく雷撃のタイミングがキレキレでかっこいい。
ゴジラとラドンは顔はマヌケだし前座のプロレスも間延びしてましたが、ミニチュアが破壊される特撮はクオリティ高かったです。
それにしても駄々っ子みたいな両者に比べると、モスラは幼虫のくせに終始冷静。
そしてなぜかモスラの糸で撃退されるギドラ。おい放射能どうした。。
なんだかよくわからないまま終わった。。ラドンもそうだそうだと言っています。
ただ、近年の作品と比べると人間パートの話運びがスムーズで、こんな内容なのにガチャガチャしないのはすごいなと思いました。
あとはヒロイン2人がたいへん麗しいです。
ゴジラは悪役から解放された
これは面白い!傑作です
過去の怪獣映画の中間決算ともいうべき作品です
キングギドラという絶対悪を敵にする事で、相対的にゴジラもラドンもモスラも地球怪獣という括りになり、人類の味方であると再定義されたのです
これは見事な設定です
これによりゴジラは悪役から解放されたのです
今後は悪役怪獣が出現すれば、正義の味方として登場可能になったということです
つまりシリーズの生命を長く保つことに成功したのです
このキングギドラの造形が特に素晴らしい
地球の古代生物由来から解放された、造形上の自由を得て従来の怪獣像からはかけ離れた宇宙怪獣の形
それでいて伝説の西洋ドラゴンや八岐大蛇をモチーフにしておりその禍々しいさが一目でわかる姿形なのです
そして金色!
強さ、それも最強である、怪獣のキングらしさが雄弁に表現されています
同じ宇宙怪獣でもドゴラのような不定形怪獣では、不気味さはあっても悪魔の化身としての具体性が足らないのです
その上で、ドラマパートもキングギドラとは何かを伝えるために構成され、さらに誰もが馴染みのあるローマの休日をモチーフにすることで飽きさせない工夫をほどこしてある
黒澤明監督の赤ひげの製作遅延で急遽正月映画に繰り上がったにしては、本当に良くできています
ゴジラシリーズは通常は1年間隔ですから、本来なら翌年のゴールデンウィーク公開予定だったはずです
本多猪四郎監督と黒澤明監督は共に巨匠山本嘉次郎監督の門下生で、長年の親友なのです
ですから、半年繰り上がったスケジュールを頑張ったのだと思います
キングギドラを背景に、前景に石の鳥居や赤いアーチ橋のカットは目の覚めるような絵です
上空を通過して松本城の瓦が飛び散るカット、反重力光線が縦横に飛び交いビルが破壊される様も従来の破壊シーンをさらに進めたものになっています
有名な三大怪獣会議シーンや怪獣同士の戦いもユーモラスなカットを交え子供達も痛快に楽しめる工夫が凝らされています
怪獣映画の傑作だと思います
多少消化不良な感じを残るものの
子供と一緒に映画館いったとしても親父も最後まで退屈しないで見ていられるレベルだと思った。 何しろ登場している女優たちがみんな可愛い。怪獣の話とほぼ関係ない話がうまく絡めて話が進んでおり、脚本としてそれなりに成功している。私は大画面のプロジェクターで映画を見ているのでキングギドラの部分が意外にも迫力あるので驚いた。
オリジナル版「三大怪獣」を観て
1回目 日本映画専門チャンネル(見た日不明)
2回目 日本映画専門チャンネル(5月29日)
ハリウッド版「三大怪獣」を見るために55年前に公開したオリジナル版を観ましたが面白かったです❗️
何よりキングギドラvsゴジラ・モスラ・ラドンの戦いが凄かった!
これでハリウッド版も更に面白く観れそうです
通訳ピーナッツ
冬なのに異常気温により日本脳炎が麻布にて発生。宇宙円盤クラブは流星群も目撃する。そうした中都市部に現れた預言者は自らを金星人と名乗り、「阿蘇で大異変が起こる」と公言する。北アルプスに隕石の調査をしている大学助教授の村井は普通の岩石であるが磁力や重力が異常だと発見する。TVでは青空千夜一夜が司会する「あの方はどうしているのでしょう」という番組では『モスラ』に出てきたインファント島の小美人(ザ・ピーナッツ)を招待していた。『モスラ』登場時と比べて、彼女たちの黒子がなくなっている。
阿蘇山火口に現れた自称金星人はラドンが出現するから逃げなさいと忠告し、その通りにラドンが出現した。この金星人はサルノ王女とそっくりであり、反対派が暗殺を企てているのだった。放送記者の新藤直子(星百合子)が金星人を保護するも、セルジオ公国の殺し屋に狙われていた。間一髪のところで小美人が機転を利かし、彼女を助けるのだった。
そんな折、ゴジラが日本に上陸。空からはラドンが現れる。塚本研究所で診察を受けていた金星人は「金星を破壊したキングギドラが地球を滅ぼす」と預言する。折しも北アルプスでは隕石からキングギドラが出現。国会では防衛大臣がやり玉にあげられ質問攻めに合う。以前の「防衛隊」ではなく「防衛軍」と明言しているのも興味深い。
国会小委員会では小美人が参考人として登場し、「モスラ、ゴジラ、ラドン」が共闘してキングギドラを倒すべきだと証言するのだが、ゴジラもラドンも平和の象徴モスラの説得を聞いてくれるかが疑問だった(どうやって説得するのだろう?)。そんな時でもゴジラとラドンはケンカ中。モスラ(幼虫)が傍らで見ているのだが、両者に糸を吐き、落ち着かせるのだ。モンスター語なんてわからないけど小美人が通訳してくれる。ゴジラもラドンも人間なんて知ったこっちゃない!と言っています・・・
モスラが一人で戦おうとしたとき、ようやくゴジラもラドンも協力する。ゴジラの尻尾にモスラが食いつき、さらにはラドンの背中に乗ってギドラに糸攻撃する。ゴジラは岩石投げ、ラドンは突き攻撃だ!(笑)三つの首が動かなくなってキングギドラは宇宙へと去って行ってしまう。決着がついていないところも面白い。
サルノ王女専用機が撃墜された事件よりも、予言者の出現の方が特ダネになる世の中なんて・・・今もそんなに変わらないか(笑)。異常気象もあって、大変な日本になっています。「あの方はどうしているのでしょう?」という番組も面白い。今の世の中と変わらない(笑)。防衛軍が核攻撃するのをためらっていることに良心を感じるし、平和のインファント島のモスラに解決を委ねるところもいいことなのかもしれない。
見所は、双子のピーナッツがモスラがゴジラ・ラドンを説得する様子を通訳するところだ。思わず失笑するのだが、実に楽しい。シリーズ第5作。
ゴジラもラドンも、お前が謝れ、と言っています
キングギドラ初登場ということで観た。
しかしこの映画の最大の見せ場は、モスラがゴジラとラドンを説得シーンであった!(宇宙怪獣キングギドラから地球を守るために、ゴジラとラドンが力を合わせて・・・という話の展開です。)
モスラの説得シーンで、ザ・ピーナッツがモンスター語を翻訳する。なんとここで、戦闘中のゴジラとラドンの心情がわかります。「ゴジラもラドンも、お前が謝れ、と言っています。」って、地球の危機だというのにこの2大バカ怪獣は・・・ていうか、そんな下らないことで痴話喧嘩してたんかいwww
「畜生。分からずやってのは人間だけじゃないんだな。」と言う、主演の夏木陽介。もはや、コントである。
見終わった後、キングギドラの印象はあまり残っていないのであった・・・。
この映画に金星人ってのが出てくるのが時代を感じる。当時、金星はマイアミみたいなところで、金星には生物がいるかもしれないと思われていた。現在の映画に金星は登場しない。火星はよく出てくるんだけどね。
シリーズ第5作。 銀河の果てからやってきた金色の竜、キングギドラが...
シリーズ第5作。
銀河の果てからやってきた金色の竜、キングギドラがやってきたーー!
シリーズでも屈指の人気を誇る大怪獣キングギドラのデビュー戦。この作品の見所はなんといってもそこ。
炎に包まれ天に舞う登場シーン、神々しいビジュアル、ぬるっと動く3つの頭、そして鳴き声、怪獣として完璧な出で立ちに惚れ惚れする。
ただこの作品の欠点はせっかくの最強ヒールデビュー戦なのに見せ場なく完結してしまう。
そこは本当にもったいない。
「そんなの知ったことか!…と言ってます。」
というピーナッツ通訳での怪獣達の会話は本当最高です。
戦いの後モスラが帰って行き2人取り残されるラドンとゴジラ。え、俺たちどうする?感www
シュール過ぎて本当に笑える。
キチガイ金星人のお話は割と面白いが、ストーリー部分でもしっかり観られる内容なので割と怪獣の方がおざなりになってしまった感は否めない。
最後「ロゥマ」って言ったらどうしようかと思ったわ。笑
割と地味なデビュー
記念すべきキングギドラのデビュー作、意外と地味な展開と戦闘シーンなかなかの拍子抜け。
でも、この映画を見ると当時の日本映画の特撮レベルの高さがわかる作品でした。映像の迫力やリアリティがものすごい。
キングギドラデビュー戦
金色で首三本から吐き出される引力光線は最高のインパクトを与えてくれた。
悪役怪獣としては最高峰であると思う。
逆にゴジラの放射能火炎はスプレーっぽいのでそれで効くのか?見た目の差がちょっと気になる。
モスラ説得(小美人の通訳付き)でゴジラとラドンが小芝居する様はちょっと見て居られないが、怪獣プロレスが始まれば楽しく見られる。
金星人は今じゃ冗談みたいなものだが、想像力とは今も昔も変わらないもんなのね(笑)
この作品前後からゴジラやラドンの動きが雑になり、子ども向けに。怪獣プロレスもバストアップだけの人形にさせるなど、チャチさが見えるのは残念。
随分な歳になって見直すとゴジラ、ラドン、モスラの三者会談などは観ていて気恥ずかしい気分になる。
やはり、これは当時の子どもたちの為の作品だ。
ゴジラは正義の味方?
そもそも生い立ちを鑑みれば、ゴジラは人類を仇としているはずで、与するはずはない。そこがインファント島で人々にあがめられてきたモスラと違う。
いくらモスラに説得されたとしても、これはちょっと? 第五作目にして、ちょっと方向が変わってしまったと思う。第一作の怖さも不気味さも失い、牙を奪われたゴジラは哀しい。
子供の味方のガメラほどではないにしろ、この辺からゴジラも怖くなくなった気がする。
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