劇場公開日 1964年3月4日

月曜日のユカのレビュー・感想・評価

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3.0何が撮りたいのか分からん

2024年3月2日
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「加賀まりこ」のドッアップだけが印象に残る映画ただそれだけ、コメディでは無い恋愛でも無いただただ無軌道、舞台は横浜何だけどお洒落と言うより只の場末の街に見えるはっきり言って全てが朧、焦点のボケた印象だけが残ったコレは「加賀まりこ」の為の映画だしそれだけで終わった映画だと感じた。

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なんてこった

3.0掴めないもの

2023年9月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

1964年頃の横浜が舞台。元町や山下埠頭、ホテル・ニューグランドなど当時の街並みが楽しめました。オシャレな雰囲気と音楽はいいのですが、物語や主人公に共感するところはほぼありませんでした(汗;)。多くの男性に引っ張りだこのユカ(加賀まりこ)が無償の愛を連発するところが虚しく感じられるのですが、当人があっけらかんと屈託がないのが救いなのでしょうか。男を喜ばせることが女の生きがいというような台詞に隔世の感をいだきましたが、エンディングまでみると、アンチテーゼ的な部分もあったのかもしれません。私にとっては、なかなか掴みどころのない作品でした。

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赤ヒゲ

3.0刷り込み

2023年7月28日
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鑑賞方法:VOD

 奔放という言葉がしっくり来るユカ、とても可愛く魅力的なれど、ママ(北林谷栄!)の影響か一般的な価値観を持てない環境で育った様で周りとは常に軋轢ができてしまう。その反面、幼い頃に神父さんに言われた言葉を大切に守る。明るく軽く見せつつ、美しいのに残念な女。中平康、斎藤耕一、倉本聰。

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またぞう

2.5しっかりして!

2022年2月23日
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ポップでキュートみたいなイメージだったのでパパの気持ちわるさにげんなり。他人の評価軸で生きるのは大変よ。中尾彬がまっすぐな若者を好演。

脚本は倉本聰、音楽は黛敏郎。劇伴口ずさんでた。
ヌーベルバーグの影響って言われればそうなのかなと思った。

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hyvaayota26

4.0加賀まりこの魅力。お洒落でかわいく、パリ街角風なラブコメディー映画

2022年1月26日
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鑑賞方法:VOD

中平康監督の昭和39年(1964年)加賀まりこ主演で撮影した映画。
不倫を続ける中、別の男性とも。しかし、ラブコメディーとしてうら寂しさはない。
この映画の良さは、加賀まりこの愛くるしい魅力に尽きる。小悪魔的なかわいらしさ、お洒落なファッション、粋な音楽と撮影シーン。
冒頭の出演者紹介のイントロのシーンやラストシーンの薄明りの中の街並みの遠景は、フランス映画を見ているようだった。

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M.Joe

3.0可愛くお洒落なレトロ映画!

2021年8月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

萌える

加賀まりこさん観たさに鑑賞。
レンタルショップを何件も回っても取り扱いがなく、やっと観れました!

とにかく若き日の加賀まりこが可愛い。
あどけない表情や少女っぽさが良い…!

愛だの恋だのよく分かっていなさそうな地に足がついてない掴み所のない、ふわふわした少女だったユカが映画の最後には少し大人びたように観えました。

「体の関係は許すけど本当に好きな相手としかキスしない」という夜のお仕事関係の話はたまに聞きますが、この物語のユカはどちらかという過去の神父の一言で『キス=イケナイもの。聖書にバイブルに反する破廉恥な行為』という印象になってしまっていたのではないかと思います。

キスをされそうになり「ノー」とユカが叫ぶシーンでは、聖書が画面に写っていてアーティスティックだなと感じました。

喜劇風な描写などもあり、60年代のレトロな映画の良さを出していると思います。

ユカちゃんは、男の人を悦ばせたいだけなんだろうけど、空回り。
真実の愛と喜びは身体の関係だけじゃない。

映画を最後まで観ても結論は出ず、観賞後はユカの気持ちを私なり想像して考えてしまいました。
観る人によって捉え方も違うのだろうなぁ…。

ちょっと不思議な雰囲気の1人の少女の数日を覗き見したような、レトロでお洒落な映画でした。

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おもちまろ。

3.5ゴダール風 加賀まりこ

2021年6月21日
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鑑賞方法:VOD

ヌーヴェルヴァーグの雰囲気満載の映像と音楽の中、とにかく可愛い加賀まりこ。
いまでもお綺麗ですが、もうお人形。
盛り髪につけまつげにかわいいお洋服に、女子感たっぷり。少々痛めな不思議ちゃんというかメンヘラっぷりも、良くも悪くも女子力高い。
演者によっては許されないようなキャラクター。うん、加賀さんでなかったらアウトかも。

男を喜ばせることが生き甲斐という18歳のホステス役。お酒も飲むし、タバコも吸うし、キスはダメだけど誰とでも寝るし。誰とでも寝ることを全く悪く思っておらず、あどけない小悪魔女。
若かりし中尾彬に最初は気付かなくて2度見してしまった。
男たちが不幸な結末を辿るなか、唐突に終わった感じ。恋人の死体へのキス、パトロンの溺れる様を冷めた目で傍観。ふーむ。闇?病み?
ヌーヴェルヴァーグも、アンハッピーエンドが多かったようだし、アートな世界観といい、時代をよく表しているんだろうな。
脚本は倉本聰氏も関わっているみたい。

なんとなく、ペドロ&カプリシャスの『ジョニーからの伝言』と『マリーへの手紙』を思い出してました。

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osinco

3.0ヌーヴェルバーグの影響?

2019年7月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

 ユカ(加賀)の性格もそうだったが、映像表現が実験的だったり、ふざけてるとしか思えない部分もあったり、ストーリーがありそうでなさそうな・・・

 ユカの特徴は誰とでも寝ることだったが、母親(北林)の教え通り、男を喜ばせることが生きがいの女。さらに身体は許すが、キスは駄目だと徹底している。恋人・修(中尾)とは赤灯台の野外でしか寝ないのだ・・・

 そんなユカにも悩みがあった。日曜日に修と街を歩いているとパトロンのパパ(加藤)が家族サービスしているところを目撃。後をつけてみると、娘に人形を買ってあげているパパの表情がとても喜んでいるように見えたのだ。その喜びの表情を見たい!私だって負けないくらいに喜ばせてあげたい!と思い、次に会うときには「人形を買って」とねだるユカであった・・・しかし、目撃した現場にはパパの妻もいたので、自分のおかあちゃん(北林)をも連れていくのだ(おいおい、そんなにバカなのか)。

 ユカの頭の中はさっぱりつかめない不思議少女といったところか。終盤には、修が海に落ちて死に、死体に初めてキスをする。そして、パパの仕事上大事な客がユカと寝たいと要求してきたため、仕方なくその外人と寝るユカ。そして最後にはパパが海に転落して溺れるが、ユカは無関心に去って行った・・・。。

 これが加賀まり子でなかったら、どうしようもない映画だと思う。男心をくすぐるコケティッシュな彼女は何故か魅力があるのだ。おっぱいはギリギリ見せてないが、うっすらと腋毛まで見せてくれる。

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kossy

3.0加賀まりこの美しさ

2017年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

1964年映画。噂に聞いてたタイトル。加賀まりこ目当てで鑑賞。

短めな尺だが映画全体としてはなんとなく長く感じた。たぶん妙な長廻しが多くて疲れるからだろう。セリフ畳み掛けやコミカルな早回しなどもあり、どこか実験的なテイストも。バランスとして成功してるとは言い難い。

しかしそれらを吹っ飛ばす加賀まりこの存在!彼女の表情だけで成立した映画と言えるだろう。彼女の個性と予期せぬラストシーンで映画史に残った作品。

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散歩男

4.5キッスで壊れたストッパー

2014年7月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

怖い

映画のストーリーも加賀まりこさんの美しさも2014年の今でも十分通用しますね(^^)d

表情の陰影の付け方が『同棲時代』の上村一夫先生や同時代の漫画家さんのそれに似て、当時のアーティストさんに強い影響を与えた作品なのかな~と……
 因みにユカの黒い下着姿はメーテルのボディラインに激似?!と思ったのは私だけでしょうか?

 最後に真面目な話。
あの時のパパを見つめるユカの頭と心の中には今まで大人の都合で押さえつけられていたものが幾千万もの蛇の様にのたうち回っていたはず、あの後の人生をユカはどう生きるのだろう?(ー_ー;)

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恩田かーや

4.5加賀まりこさんの魅力満載 長編PV

2009年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

国際都市ヨコハマを舞台に、男を喜ばせることだけが人生の生き甲斐という一人の女性の昼と夜を得意なタッチで描きつくす異色作。(1964年公開当時の宣伝プレスより)

主演は20歳くらいの加賀まりこさん。これが今見ても文句なしにカワイイ!
当時は和製ブリジット・バルドーとか小悪魔、小妖精なんて呼ばれてたそうですね。
これはもう加賀まりこさんを観るための長編PVと言えるくらいの魅力満載です。

大変失礼な言い方ですが、僕らの世代ではデフォルトで辛口おばさんのイメージ。
役者をやってる姿となるとTVの2時間ドラマとか、ちょっと前にやってた「花より男子」くらいかな…

それがこの映画の中ではビックリするほどカワイイお姿を惜しげもなく披露。
その上ファッションやヘアスタイル、小物、音楽までがモダンでスタイリッシュ!。
よく言われる「日本映画が華やかだった時代」。それがいつなのかは良く分かりませんが、
当時の日本にこんな世界観があったなんて驚きです。

ファッションや雑貨のレトロブームも長く続いてますし
映画の中のポップな60'Sファッションはそのまま現在のレトロ雑貨屋さんに溶け込めます。
(「ポップチューン東京」とかその手のテイストが好きな方は絶対気に入るはず!)

「日活映画」という響きからはおよそ想像もつかないこの映画。
ストーリーもさすがにしっかりしていて、特に後半の展開は必見。
演出もコミカルな早回しがあったり色々凝ってますし、
音楽もセンス良い選曲で効果的に使われてます。
あ、画面はモノクロです。

相手役が若き日の中尾 彬(ネジネジおじさん)だったり、
脚本に倉本 総(ドラマ「北の国から」の監督さん)の名前があったりというのもポイントかな。

色んな意味で昔の日本映画の凄さを垣間見れる、若い世代必見の昭和ムービーです!

ちなみに

パトロン・・・女性に月々のお手当てを渡したり開業資金を提供したりする男性のこと(多くの場合、愛人関係にあり年齢差がある)。だそうです。(byうぃきぺでぃあ)

※他サイトより転載(投稿日:2008/02/28)

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