劇場公開日 1960年3月13日

黒い画集 あるサラリーマンの証言のレビュー・感想・評価

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4.0お手本のようだ

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

ケーブルで鑑賞。
清張の小説を読んでないけど
そのまま読んだ気になるような映画だった。

起承転結がしっかりとしてて
伏線が効いており、
話の進行にはうなってしまう。
脚本というより基本的な、ストーリー作りのお手本をみるようだった。

手堅い画面で安定して見れるつくり。
面白かった。

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こまめぞう

3.5松本清張の短編を見事に映像化した傑作

2022年9月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送を録画にて。

終業後、ビアホールでジョッキを2杯、パチンコを楽しんでから部下である女性社員の住まいで情事に耽り、帰宅すると子供らはまだテレビを見ていて、妻子とそれなりの会話を交わす。
なんと充実した時間の過ごし方だろうか。

主演の小林圭樹はサラリーマン喜劇でキャリアを積んでいて、とぼけたキャラクターが得意の俳優だ。
自分の社内不倫を隠すために、殺人の濡れ衣を着せられた男を見放し、結局は自分が別の殺人事件で濡れ衣を着させられることになる。運命の皮肉に翻弄される中年男をシリアスに演じて、いくつかの主演男優賞を得ている。

主人公の供述の矛盾を突く刑事役の西村晃が、また良い。「また映画ですか。あなたの話にはよく映画が出てきますなぁ〜」

松本清張の小説は短編が映画や単発テレビドラマに向いている。シチュエーションと人間心理の組み合わせでハプニングを起こし、結局主人公は自滅するのだが、松本清張のウィットに富んだアイデアによって展開は先が読めない。
橋本忍が脚色した本作の主人公は、若い女を囲っているアパートの近くで偶然すれ違った顔見知りに挨拶をしてしまい、不倫が明るみに出るのではないかと疑心暗鬼に駆られる気の小さい男だ。この性格設定が明確なので、追い詰められる主人公の心理が分かりやすい。
また、高度成長期真っ只中の大手企業サラリーマンの生活と、対比的にノルマに追われて追い詰められた外交員の姿を見せて、当時の社会的明暗が逆転する皮肉にもなっている。

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kazz

3.5知人が強盗殺人で起訴されている。 自分はアリバイを立証できるが、そ...

2022年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知人が強盗殺人で起訴されている。
自分はアリバイを立証できるが、それでは社内の若い女性との不倫がばれてしまう。
保身のためにウソをついてしまうという展開。
しかし、思わぬところから不倫がばれてしまうという流れはおもしろかった。
悪いことはできないものだ。

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省二

3.5悲しい。

2020年6月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

わかるわかる。
ドキドキしながら見た。

だんだん、顔つきも悪くなる。

部下の女性のホットパンツ、印象的。

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昔から映画好き

3.5こんなアホなことをするヤツはいないと思うかもしれないが、人は保身の...

2020年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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Mr. Planty

3.0小林桂樹

2015年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

中井朝一。江原達治、小池朝雄、西村晃。刑事西村が、容疑者小林に言うセリフ。石野さん、あんたいつも映画を見ておられる。

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ssspkk