劇場公開日 1997年12月27日

「黒沢清監督と役所広司のコンビ。作品のチカラ。」CURE アレックス・ビショップさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0黒沢清監督と役所広司のコンビ。作品のチカラ。

2020年3月22日
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日本のサイコサスペンス系の作品の中では1番好きな作品。
役所広司さんも大好きな主演作品だと語る様に、
この後に何本もの黒沢作品の常連になります。

黒沢清作品を薦める時にこの作品と「回路」を薦める様にしてます。

黒沢監督は、演技の指示をほぼしない、
リハーサルも少なく、早撮り。
この映画の様に気づいたら、黒沢清作品の中に存在する。

出来上がったものは、紛れもなく黒沢清作品。
長回しの中でこそ起こる映画的な瞬間。
廃墟。壁のシミ。

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アレックス・ビショップ