劇場公開日 1996年7月20日

「冒険ファンタジー&ジュブナイル」学校の怪談2 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0冒険ファンタジー&ジュブナイル

2019年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 4月4日の午後4時44分に何かが起こる?30年前に校長先生(岸田今日子)がピアノにしたたる血を見て死んでしまったとのこと。首が見つからないとか言ってたけど、懐中時計じゃないのか?

 基本コンセプトは前作と同じだが、野村宏伸を寺荒らしの泥棒という設定にしているところで、コミカル路線を突っ走っていた。他にもきたろうの人面犬というのも笑える。怖さなんてのはこの際どうでもよくなっていて、ゾクゾクとしたのは岸田今日子が現れた時だけだった。それも轆轤首に仕立てたことで恐怖は半減。そもそも、ホラーというより少年たちの冒険ファンタジー&ジュブナイルといったところか。

 校舎に通じる抜け穴などで、少年たちと泥棒が校舎に閉じ込められた状況というのは定型化しているのかもしれないが、今回は地元の少年ナオヤの死んだ祖父母が少年少女の姿となって手助けしてくれるところがミソ。おばあちゃんを一人ぼっちにさせたことを悔いているナオヤが謝るところなんて感動してしまいそうになった(笑)。

 音楽が前作より数段素晴らしい出来栄えだったが、恐怖を感じさせる雰囲気はなく、ハリウッドの冒険モノといった印象がある。音楽だけでももう一度聞いてみたくなるほどだ。

 子役たちの演技は特筆すべきものはないが、前田亜季が可愛い!てことくらい・・・

kossy