会社物語 MEMORIES OF YOU

劇場公開日:

解説

定年を間近に控えたサラリーマンが、若い頃に情熱を傾けたジャズのコンサートを開こうとする姿を描く。脚本・監督は「BU・SU」の市川準、共同脚本は鈴木聡、撮影は小野進がそれぞれ担当。

1988年製作/99分/日本
原題:The Story of a Company
配給:松竹
劇場公開日:1988年11月26日

ストーリー

花岡始は57歳。東京の商事会社で34年間真面目にコツコツと働き続けた万年課長だが、間もなく定年を迎えようとしていた。いまや仕事もさほど忙しくなく、若い部下達もあまり相手にしてくれない。家に帰れば家族間のトラブルがまたストレスの種。そんな花岡にとって唯一の心の安らぎは、愛らしく気立てのよい新入社員の由美だけだった。彼女は若いエリートの恋人がいたが、わざわざ花岡のために二人だけの送別会を開いてくれた。退職が近づいたある日、同僚がジャズ・バンド結成の話を持ってきた。若い頃に情熱を傾けたジャズで有志を集めて、コンサートをやろうというのだ。犬山、安井、桜田、谷山、上木原とメンバーも揃い、花岡は練習に精を出して再び生活に張り合いを取り戻した。そして12月25日にコンサートが始まったが、その時花岡の家では息子が暴れ回っていた。花岡は途中で家に帰り、息子を止めようとしてケガをしてしまう。しかし花岡は再び会社に戻り、コンサートを成功させたのだった。また、退職の日に花岡は、娘のように親しみを感じていた由美を二股にかけて振った生意気な若いエリートをぶっ飛ばし、会社を後にするのだった。

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映画レビュー

5.0クレイジーキャッツ

2017年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

主人公(ハナ肇)は定年間近のサラリーマン、会社でも家庭でも存在感が薄かった。
送別会もしてくれなさそうな雰囲気だつたが、少数のファンはいた。
同年代の同僚と最後のジャズバンドを結成して演奏会をやることに。
ほのぼのさは控えめで、サラリーマンの悲哀が強調され、数多くの点描が可笑しくも悲しい。

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