思えば遠くへ来たもんだ

劇場公開日

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解説

九州からみちのくの城下町にやってきた教師と、落ちこぼれ生徒たちとの心のふれあいを描く。脚本は「遥かなる山の呼び声」の朝間義隆と「俺たちの交響楽」の梶浦政男の共同、執筆、監督は「俺たちの交響楽」の朝間義隆、撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。

1980年製作/93分/日本
配給:松竹

ストーリー

青田喜三郎は九州から秋田県角館東高校に臨時教師としてやってきた。越後屋という呉服屋の二階に下宿した青田はその店の主人の徳治や奥さんのあや、一人息子の茂の暖かい歓迎を受けた。秋田弁と九州弁のズレでとまどい、生徒たちからも馬鹿にされていた青田だが、彼の柔道の腕前を見て、生徒たちも信頼しはじめた。青田は角館の女子高の先生で聡明な美人の清水鹿子を密かに慕っていたが、そのことを感づいた茂が、青田の名前でラブレターを鹿子に出してしまい、二人の関係はご破算になってしまう。青田が身体の調子の悪いとき、鹿子は見舞いに来てくれたのに……。それから間もなく、根性というあだ名の生徒が停学処分になり、その後も登校して来なくなった。青田は何度も根性の家に足を運び、そのかいがあってか、根性は学校に戻った。そのことを一番喜こんだのは、根性の姉の百合子だった。一方、青田は百合子の白鳥のような美しさに一目惚れ。青田の弟に対する思いやりに感激した百合子は彼のデートの誘いに喜んで応じた。デートの席で、青田は百合子から、お見合を勧められ、迷っていると相談を受ける。何も言えない青田。それからしばらくして彼女は嫁にいってしまった。「おいは、アホーだった」と自分を責める青田。茂も臆病な少年だった。従姉妹の道子が茂を好きだというのに、彼は彼女の気持を分ってやろうとしない。青田は「女にはもっと積極的になれ」と茂に言うが、鹿子にも百合子にも勇気を出せなかった自分が一番ダメなのかもしれないと思う。秋田に来て一年が過ぎようとしていた。その間、青田は何度も学校を辞めようと思ったが、その度に、生徒たちのことを思い、ふみとどまった。他流試合では、いつも投げ飛ばされる柔道部の部員たちを、今度はなんとか予戦を通過させてやりたいと思う。素晴らしい桜の季節がそこまでやってきていた。今日も、青田は部員たちと猛練習をやっていた。

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映画レビュー

4.5けつかグリグリか

yonda?さん
2018年12月14日
iPhoneアプリから投稿

良い先生、良い時代。

基本は丁寧で穏やかな口調なんだけど、ちょっとでも舐めた奴に会うとブチギレる熱血教師。短気を筋肉でくるんだような男でしてと自分を語るが、曲がったことが大嫌いな正義漢の人情ドラマ。
ちょっとフーテンの寅さんぽい恋愛模様もある。不登校の生徒マツオを学校に来させるように柔道を通じて説得する。
マツオの美人姉(あべ静江)が感謝して青田と良い感じの関係になるが、見合い話からの青田の消極的な態度に恋は終わってしまう。
見合いを止めて自分と一緒になってくれと言って欲しかったはず。どうか幸せになってくださいと言われたあとの表情がせつない。

短い時間の中、たくさんいろんな事が起きて全然飽きない。
しかしアイツも人類として着々と進歩してきたなぁ。
男女交際は襖を開けてせんと誤解される。とかコミカル描写も多数あっておもしろくみれた。

俺には柔道がある。みたいなラストだったけど、まだまだ続いていく内容。序章といってもいいくらい。まだ清水先生がいるし。
主題歌が良くて心に残った。この曲と少年期は本当に素晴らしい。

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yonda?
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