劇場公開日 1985年12月28日

男はつらいよ 柴又より愛をこめてのレビュー・感想・評価

全7件を表示

4.0ロシアと米国へのこだわり

2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭の夢のパートおよび御前さまが英語で道案内するところは米国、劇中の挿入局やレストランはロシア(当時はソ連?)がなぜか強調されていますね。米ソ冷戦を何か皮肉っているんでしょうか。
満男が階段を上がるときに「From Shibamata with Love」と口ずさんでいたのは「ロシアより愛をこめて」のオマージュですね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ふーてんふーてん

4.5美保純、好演‼️

2022年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本編の所々でロシアが纏わるのが微笑ましかったです。
美保純がとてもいい味出してました。
青年っぽくなった満男もいい感じでした。
とても良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tuna

3.0二十二の瞳

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

社長(太宰久雄)の娘、あけみ(美保純)が家出、寅さんが探しに行くことに。
下田で見つけるが、式根島に行きたいといい出す。
仕方ないなぁ、と思っていたら小学校の美人先生(栗原小巻)と出会い、あけみなんて放ったらかし。
今回はノリがイマイチのような気がする。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.5完成度高し

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ストーリーの完結性がとてもいい。満男のセリフはじめ全体のセリフの切れもいい。
シリーズ中でも傑作のひとつだと思う。。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
arlecchino

3.5vol.36 終盤作はほぼ鑑賞済みなので全作制覇も秒読み段階突入。...

2020年12月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

vol.36 終盤作はほぼ鑑賞済みなので全作制覇も秒読み段階突入。本作も安定の面白さ。

・夢、宇宙へ。面白かった。松居直美かわいかったのね(笑)
・ポータブルTVを持つ金持ち源公、ちっとも芝居が上手くならない備後屋
・あけみ失踪事件。優しいのかと思いきや、ほったらかしが面白い。美保純、本領発揮の◯見せ、マドンナ栗原小巻も喰われ気味。川谷拓三にも喰われたか。飛行場でのセリフでようやく存在感を見せた。
・満男の寅評の的確さよ。
・とうとう本編登場のアパッチけん、オープニング専門でよかったか(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむひろみ

2.0小学校の教師・栗原小巻と出会った寅さんはまた彼女を好きになってしまう。 美保純は人妻であるにも関わらず島の若者からプロポーズされてしまう。

2020年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」を見た。
劇場公開日 1985年12月28日

1985年製作/106分/日本
配給:松竹

山田洋次監督54才
渥美清57才
倍賞千恵子44才
栗原小巻40才

家出して失踪した美保純を探し、下田で見つけた寅さんは一緒に式根島に渡る。

そこで、小学校の教師・栗原小巻と出会った寅さんはまた彼女を好きになってしまう。

美保純は人妻であるにも関わらず島の若者からプロポーズされてしまう。

例によって大きな事件やエピソード何も起こらない。

満足度は5点満点で2点☆☆です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ドン・チャック

4.0『二十四の瞳』へのオマージュ?いや、それよりもまいっちんぐマチコ先生か・・・

2019年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 あけみが失踪したためタコ社長はTVの尋ね人のコーナーで呼びかけてみるが、あけみはとらやに電話して「寅さんに会いたい」と告げる。偶然にも帰ってきた寅さんは休むこともせず、伊豆の下田へと飛んでゆく。早速知り合い(笹野高史)に当たってみると、スナックで働くあけみらしき女は「さくら」と偽名を使っているらしい。

 美保純の演技が絶好調!再会のシーンではちょっとウルウルしてくるほど。明美が式根島に渡りたいと言い出してフェリーに乗るが、島の小学校の同窓会パーティに出会う。学校には美人の独身先生が現役のまま、マドンナ先生と呼ばれていたが、11人の生徒だったので「二十二の瞳」と言っていた。寅さんは自分も入れて「二十四の瞳だな」と冗談を言う。そのまま宴会に参加するというのも寅さんの人柄の賜物なのか。

 あけみが宿屋のあんちゃんに「あの人は関係ない。フェリーで一緒になっただけ」などと言うが、同じく寅さんもマチ子(栗原小巻)に同じ台詞を吐くのが面白い。また「女房もいないくせに人妻の気持ちがわかってたまるか!」という名言も。いつものごとく、一目ぼれして女性に足止めを食らった寅さんを、今度は逆にあけみが連れて帰るようにと頼まれる面白さがあった。

 毎度のパターンで、マドンナは生まれ故郷の東京へ戻ってくるが、亡くなった親友の夫(川谷)にそれとなくプロポーズされる。そしてそれを寅さんに相談するという毎度おなじみのパターンだ。「胸焦がれる恋をしたり…その箱にカギをかけたまま」などという言葉にはぐさり。たしかに恋愛を経験せずに結婚してしまうことの寂しさはあるのだろうけど…これがまたあけみにとっても同じことだったのだと観てる者は気づくのだ。

 川谷拓三の仕事がロシア語辞典の編纂という仕事で、ロシア料理店での会食とロシアづくしだったのだが、冒頭の夢では寅さんがアメリカのロケットに乗ることや御前様が英語を駆使していることなどから、時代的にペレストロイカや冷戦終結に向かう米ソといった裏テーマがあるように思われた(わかりませんが奥が深い)。

 美保純の入浴シーンもお見逃しなく!見逃した方は『ピンクのカーテン』をご覧あれ。

コメントする 4件)
共感した! 3件)
kossy