男はつらいよ 寅次郎と殿様のレビュー・感想・評価
全10件を表示
マドンナに振られる話というか、立派なゲストが出る映画って感じになっ...
マドンナに振られる話というか、立派なゲストが出る映画って感じになってきてるね。
三木のり平さすが、アラカンさん…おじいちゃんで演技が上手いのかよく分からなかったよ。
そういえば途中出てたトラってどこいったのかな?
寅さんと嵐寛寿郎、三木のり平のやり取りが愉しい渋めの”男はつらいよ”
四国愛媛の大洲を舞台に、かつての藩祖の子孫である”殿様”と寅さんのお付き合いを滑稽に描いたシリーズ第19作。ゲスト出演の日本映画の時代劇スター嵐寛寿郎が、現代版殿様の威厳を飄々と演じている。その執事吉田役にはベテラン喜劇役者の三木のり平が務め、マドンナの真野響子も含め渋いキャスティングだ。この執事が長居をする寅さんを、時を見計らって帰させようと進言するのが可笑しい。殿様一人の世話でも大変な執事の役を三木のり平が好演している。だが”殿様”はいい話し相手が出来て寅さんを離さない。この執事と寅さんの設定が後に変化するところを含め、三人の場面は安心して楽しめる。残念なのは、マドンナと寅さんの関係が描き切れていないことと、筋立に不自然さが残る脚本である。冒頭の鯉のぼりのエピソードや野良猫にトラと名付けていることを知った寅さんが機嫌を損ねるところなど面白いシーンもあるが、肝心のマドンナの魅力が弱い。真野響子をもっと生かしてもらいたかった。
1978年 4月3日 郡山松竹
Vol19 ・鯉のぼり騒動。別に隠さなくても… ・犬の名騒動。確か...
Vol19
・鯉のぼり騒動。別に隠さなくても…
・犬の名騒動。確かに「それを言っちゃあおしめえよ」
アラカン殿様の死んだ息子の嫁探し。執事吉田が面白過ぎる。鈍感マドンナ(笑)真野響子も美しい。
今作は小ネタが抜群。「耄碌ジジイ、歯抜けババア」
・鞠子さん発見。殿様との邂逅が胸熱。
・今回は語りのみのさくらとの別れ、これも胸熱。
笑いあり。涙あり。このシリーズ、ほんと飽きません。
「男はつらいよ」のシリーズは脚本の出来不出来の落差が大きいと個人的には思う。 この作品は出来がいい。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」を見た。
劇場公開日 1977年8月6日
渥美清49才
倍賞千恵子36才
マドンナは真野響子25才
ゲストは嵐寛寿郎74才
真野響子は嵐寛寿郎の三男と生き別れた未亡人。
嵐寛寿郎は息子の妻だった真野響子と一目会いたいから探して欲しいと寅さんに頼む。
寅さんは真野響子を探し始めた1日目に偶然真野響子を見つけてしまう。
登場人物の誰かが死ぬことと、偶然過ぎる偶然が必然なのが山田洋次監督の十八番であると思う。
人情噺として泣ける場面がある。
「男はつらいよ」のシリーズは脚本の出来不出来の落差が大きいと個人的には思う。
この作品は出来がいい。
上映時間は99分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
今回はいつにも増して先のわかりすぎる展開で若干の物足りなさが。それ...
今回はいつにも増して先のわかりすぎる展開で若干の物足りなさが。それでも嵐寛が見れるし、いつも通り心も温まる、やはり寅さん映画は素晴らしい。
全10件を表示