劇場公開日 1965年2月6日

裏階段のレビュー・感想・評価

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5.0ビックリ仰天のトンデモ映画だが最高に楽しい!

2023年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

ビックリ仰天のトンデモ映画で、この上なく面白かった!(笑)
井上梅次監督で田宮二郎主演の大映映画だが、東宝の司葉子主演……という珍しい組み合わせなので観てみたら、「圧倒的美人女優」+「怪しい登場人物だらけのミステリー」+「自動車暴走のスリル」などなど見どころタップリの映画であった。

有名ピアニスト崩れの木島(田宮二郎)は酔っ払い運転で大怪我して顎に傷もつ男。事故でフィアンセを殺してしまった自責の念にかられている。
そんな木島に、元子爵を名乗る男(安部徹)が声をかけてきて、「俺の妹と婚約者となる演技をして欲しい。金はたっぷり出す…」と、いかにも怪しい感じ。
その男の家に行ってみると、妹は和服でめちゃくちゃ美人の司葉子。その後、洋服姿も多数見せるが、本当に綺麗で目がハート型に…(笑)
その他、運転手の男は付け髭の成田三樹夫や登場する男たち、みんな怪しい奴だらけ(笑)

上映時間92分だが、書きたいことは山ほどある映画であるものの、ネタバレせずに記載するのは難しい感あり、この辺にしておく。

本作はカラー映画(大映スコープ)なので司葉子の綺麗さが際立っている。
一般的に「司葉子の代表作」と言えば、『紀ノ川』・『その場所に女ありて』や黒澤&小津&成瀬の出演作などになるのだろうが、『丼池』と本作『裏階段』は[勝手にベスト映画]としたい。

論理的な映画を観ようとした人には愚作に見えるかも知れないが、こうした気軽に観てハッピーになれる映画というのも個人的には大好き。
映画を観て楽しい気分になれるというのは、映画本来の楽しさであろう。
たぶん未ソフト化なので映画館で観るしかない……と渋谷に行って正解だった。

(※)評点は、映画鑑賞直後の気分(^^)

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たいちぃ