劇場公開日 1963年8月11日

美しい暦(1963)のレビュー・感想・評価

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4.5最後にサイクリングするところが、青春映画らしくて良い

2020年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画で、印象深い場面を6ケ所あげると、

1.矢島(吉永小百合)が、同級生の相川(松岡きっこ)に、
  「今に、変な男に騙されるから」と言われ、
  「男なんかに騙されてたまるかい。 男なんてこうよ。
  寄せ来る男をバッタバッタとなぎ倒し」と言いながら
  ガリ版刷りのローラーを振り回す姿が最高。 → 1番 面白い。

2.武井先生(長門裕之)が、校長室を覗いてた女生徒の尻を
  テニスのラケットで、軽く叩くところが、2番目に面白い。
  → 昭和の頃は、先生と生徒の、こんな風景あったなあ。

3.矢島が、同級生の吉村(白木栞)宅で、日本酒を飲み酔っ払う場面。
  演技が上手で、シャックリしながら、文句を言う所が面白い。
  → 観てるこちらも、楽しい。

4.合同演劇の後、慰安会を兼ね、先生2人を含め、両校合同のサイクリング
  → これぞ青春映画、 若さと行動力と、男女交際が羨ましい

5.矢島には、吉村と田村(浜田光夫)が、演劇部のキャプテン同志で仲良く見えた。
  それ等に嫉妬し、休憩中の場所から1人で抜け出す。 追いかけて来た田村に
  「あなたは、ジュリエットとくっ付いていればいいのよ」と言ったら、
  田村に、「くっ付いています。 あなたが僕のジュリエットです」と言われ、
  矢島の顔が、笑顔に急変。
  → 若者のこんな告白と、急変する笑顔。 観てても楽しい。

6.最後の場面、田村が樹の上で唄いだし、同級生や、矢島も途中から合唱
  稜々山は聳え立ち、古城の松の風騒ぐ・・・・
  曲名は不明だが、これを唄う場面も印象的。
 なお、吉永小百合は、映画の前年、1962年レコード大賞の受賞者で、声も最高。

吉永小百合(1945.3生)、映画作成時、18歳。 羨ましい若さ。
  吉永小百合と浜田光夫が、若い時、仲良くしている映画は、
  どれを観ても楽しい。

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KEO

3.0爽やかな学園...

2017年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

爽やかな学園ドラマ。
あり得ないほど先生と生徒の距離が近い。

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さゆっこ