歌ふ狸御殿
劇場公開日:1942年11月5日
解説
昭和の巨匠・木村恵吾監督による絢爛豪華なオペレッタ喜劇「狸御殿」シリーズの第2弾。カチカチ山でうさぎにこらしめられて死んだ狸の娘・お黒は、継母おたぬや異母姉きぬたにいじめられながらつらい毎日を送っていた。そんなある日、森で切り倒されそうになった白木蓮を助けたお黒は、お礼として白木蓮の精に魔法をかけてもらい、美しい姫の姿に変身。狸御殿で開かれる狸まつりに出かけた彼女は、狸の若君と出会う。
1942年製作/85分
配給:大映
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2011年12月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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カチカチ山泥右衛門派とぶんぶく茶釜の茂林寺派の狸一族の派閥争いを真面目に描いていたり。
戦中にこんな愉快なパロディ映画を作るなんて・・・。
日本映画界のユーモア精神やゆとりに驚かされた快作です。
詩人サトウ・ハチローの作詞した歌といい、作品随所にいろいろと楽しむことが出来る傑作です。
カチカチ山の狸に、こんな健気な娘がいたなんて・・・。(笑)
継母イジメにめげずに頑張るオクロに対して意地悪な美貌の姉キヌタの存在の対比。
見事です!