ISOLA 多重人格少女のレビュー・感想・評価
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12人の人格・・・『スプリット』より少ない
被災地の避難所でボランティアをする由香里。戦争体験のトラウマのじいさんの気持ちが伝わり、慰めて心の救済をしたと思ったら、翌日自殺。心の闇の部分は簡単には解決できるものではないと訴えてくる。人の心が読み取れたらいいなぁ~などと思ったこともあったが、聞きたくもない雑念がいぱい飛びこんできたらうつ病にもなっちゃいますねぇ。
問題の多重人格少女は漢和辞典を読むのが好きだ。各人格には名前がついているが、その漢字にそれぞれ意味があり、その意味に沿って行動する。問題のISOLAは『雨月物語』の登場人物からきていて、呪い殺す意味が含まれていた。
大学で体外離脱の実験中だった高野弥生と真部。この二人の行為によって、ISOLAが千尋に乗り移った。恐怖感が沸き起こらないわけではないが、体外離脱を信じていないと物語が成り立たない弱さがある。幽霊と科学を一緒にしてしまうことで恐怖感が半減してしまう弱さなのだ。また、千尋の12人の人格という設定が活かされてない。誰だって良かったんじゃないかと思えるほどだ。これならばホラー映画にするよりも、阪神大震災での心のケアの裏テーマを深く追求したほうがよかった。
最後に「200の人格に分裂しちゃって・・・」という台詞には笑ってしまった。
???
この作品で千尋の13の人格
全部出てきた??
まなべ先生の最後にはびっくりしたけど
そこまでの経緯とか
最初からそのつもりだったんですねって
どんなつもり??
全然わかんない!
結局弥生とひとつになって…????
頭の中はてなでいっぱいです!
「アナタは…ダレ?」「そうです、ワタすが…(笑)」(○´∀`○)
木村佳乃が初々しいねぇ~(○´∀`○)。石黒賢も渋い!(゚∀゚)多重人格っていう障害を抱えた少女とホラー的な要素を盛り込んだ意欲作。詰まるところ、ホラーは意外性が命だと思うから、そこがしっかりしてさえいればいいと思う。その点しっかりいい意味で裏切ってくれたから○。 倒壊した建物のクオリティが高かったからそこも見所かな。(○´∀`○)
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