劇場公開日 1971年9月4日

遊びのレビュー・感想・評価

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0.5『心中天網島』と 『心中弁天島』 一字違いで『天』を入れ替えただけ...

2023年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

1.0黄金時代の残光。

2023年8月13日
PCから投稿

黄金期日本映画の残光がまだ残っていて、美術はどの画面も素晴らしいし、増村保造と何度か組んだ小林節雄のカメラも大半がすぐれた画角。

が、せりふが壊滅的にすさまじい。いくらこの時代のジャンルフィルムとはいえ、ほとんどやけっぱちのような歯の浮いた台詞が連発されて、今となってはある種のパロディとしてしか見ることはできない。

監督の増村は、日本映画のテンプレートを笑いのめすためにこの映画を作ったのではないか、と思いそうになるほど…。

それにしてもこれを「本当の愛の形」とか言い出すおっさんがいること自体が、なにかの病の現れ。映画みてないで病院いけ病院。

この頃の日本映画が、ほとんど全く何も考えなくともそれらしいシーンを撮っていけた、と確認できることだけが唯一の取り柄の作品。そうと割り切れば、主人公の二人の切り返しは画角と編集でリズムをつくっていて、今でもTVドラマを撮る人には参考になるのでは。

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milou

2.0恵子の裸体

2020年4月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

71年。増村保造監督の大映ラスト作。
貧しい家庭に育った娘が若い男と出会って、という話。棒読み演技はいつもの演出だが、ダサい青春映画ではかなーり厳しかった。大映末期は増村監督でもちょいと辛い作品が多い…。だが関根恵子目当てで最後まで見た。

ヤクザ兄貴役の蟹江敬三のクソっぷりは光ってた。あと「こんなの生まれて初めて」っていう台詞を多用する恵子がオモロイ。

最後になって心の通った台詞を吐き、見所も。そしてピュアというにはどうかしてる行動する二人。でもそれが若さって事なんだろう、というラストでした。

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散歩男