劇場公開日 1965年8月14日

「 “ずら”という言葉を使ってるところをみると山梨か静岡だろうか。井...」明日は咲こう花咲こう kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 “ずら”という言葉を使ってるところをみると山梨か静岡だろうか。井...

2018年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 “ずら”という言葉を使ってるところをみると山梨か静岡だろうか。井戸ひとつない辺鄙な山奥だけど、テレビは映る村。村長の率いる観光派と、助役の率いる合併派という真っ二つに分かれていた。初日に酒を飲まされ、助役に夜這をかけられ・・・翌朝には下宿を変える。

 よかれと思ってとった行動が裏目に出て、村人の反感を買うばかり。そのうち集団赤痢が発生して吉永小百合の本領発揮! 村人たちにようやく認められたのが終盤になってからだが、即転勤命令が出されてしまう。

 僻村の現状を訴えるような社会派映画ではなく、ちょっとしたコメディのような気もする。醜い派閥争いも1人の女神のような存在があれば立ち直るんだなぁ~てな感じ。子役も頑張ってたけど、子供の数も少なそうだったし、産児制限の必要があるのかどうか・・・

kossy