劇場公開日 1968年9月21日

「彼女達はアメリカ軍に単純に殺された訳ではない。その点をアイドル映画といえど、キチンと説明すべき。」あゝひめゆりの塔 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)

彼女達はアメリカ軍に単純に殺された訳ではない。その点をアイドル映画といえど、キチンと説明すべき。

2022年4月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

台詞の中に出てくる『最後まで頑張る』ってどう言うことなのだろう。『ここから脱出を頑張る』って、何処へ脱出するのだろう。『生きろ!』って言っておきながら。『なんかおかしい』と気づかなかったのか?師範学校の教養ある人達がこの程度だから、庶民はどうだったんだろう。正解は一つだけ、白旗立てて、米軍に投降。『ありえない、現実的でない』とのたまわるだろうが『白旗少女』の事実を忘れてはいけない。
『日本はもうダメだ』って言って殴られる。なんでなのだろう。68年上映の映画の中で、そんな事言って殴られると言う演出がある。なんかおかしいと思う。事実戦争は負けているし。事実を語って、何故殴られるのだろう。
兎も角、歴史なのだから、結果は必然。事実なのだから、救いは無いが、なんの反省もなく、68年の俳優たちが肯定的に演じているのが気になる。主演のアイドルが、一方で原爆の悲惨さを朗読したり、反戦を訴えても、全く信用できない。もう少し、責任持って演じて貰いたいアイドルと言えど。

アメリカ軍に殺されたのでは無く、帝国陸軍の巻き添えを、沖縄県民はくらったと僕は見たが。

マサシ
everglazeさんのコメント
2022年8月18日

コメント頂きまして、ありがとうございました😌

everglaze