劇場公開日 2007年12月22日

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「なんでこんなに力の入った演技なんだろうか」茶々 天涯の貴妃 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5なんでこんなに力の入った演技なんだろうか

2013年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合45点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:40点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )

 冒頭からわざとらしい大げさな科白回しや演技のやりかたにひいてしまう。こんなに力を込めていちいち喋るような日常生活を送っていたら疲れて仕方がないし、それは見ているほうも同様に疲れてしらける。とにかくこの作品はこれに尽きるし、これが気にならない人でないと楽しめないのでは。私は駄目でした。
 茶々を演じた主演女優の和央ようかは宝塚の男役出身なんだそうで、やけに男っぽいなと思っていたので納得した。茶々は男勝りの気の強い部分があったともいうから、これはこれでいいのかもしれないが、でも茶々を演じたというよりも宝塚そのままという気もする。
 セットや衣装が良くて映像は頑張っていた。華やかな大名家の部屋で華やかな衣装に身をまとう姿は美しいし、日本の伝統美が映像の各所に見られた。でも花見の席でトランペットやバイオリンなどの西洋楽器で日本風の音楽を演奏するのは雰囲気が壊れるのでやめてほしかった。そこまでやっているのならば花見の席で演奏される音楽くらい純日本風で貫いてほしい。

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Cape God