劇場公開日 2007年7月7日

「ヨコゲキ(天才横山推薦)で観賞」腑抜けども、悲しみの愛を見せろ りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヨコゲキ(天才横山推薦)で観賞

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

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ヨコゲキ(RCCアナウンサーの横山雄二推薦作品)での観賞。
女優を目指して上京した勘違いで自意識過剰の女、澄伽(佐藤江梨子)、以前澄伽の家での暴れぶりを漫画に描き本に載ってしまったために彼女からいびられている妹の清深(佐津川愛美)、澄伽と近親相姦してしまった兄の宍道(永瀬正敏)、兄嫁の待子(永作博美)の兄弟の間に起こるブラックコメディ。
両親の交通事故死により澄伽が能登に帰省したことにより揉め事勃発・・・さてどうなる・・・という話。
佐藤江梨子がはちゃめちゃで凄まじいほどのダメっぷり(褒めてます)。
佐津川愛美がオドオドする妹を好演。
永作博美が夫からDVとモラハラを受ける健気な嫁ぶりが好感。
永瀬正敏が佐藤江梨子に弱みを握られるダメ兄で嫁にモラハラとDVする最低男。
この4人ともおかしいのが見所。
吉田大八監督の初長編作なので、ここから監督の才能発揮が始まったんだという記念作でもある。

りあの