「オマケみたいなようなもの。」ハンニバル・ライジング みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
オマケみたいなようなもの。
最初は天才的頭脳を持つ稀代の殺人鬼ハンニバル・レクターの青年期に興味が若干湧いたものの、平凡で、哲学的な深みにも欠ける作品内容だった。
ハンニバル・レクター青年の絶望的な苦闘の果てに、あのおぞましきカニバリズムの怪物が誕生したのかー!と思わず叫びたくなるぐらい猛烈な感動を覚えることもなく、こっちは人肉ではなく肩透かしを食らってしまった。
原作者T・ハリスのとんちんかんなオリエンタル嗜好が反映されただけのポンコツ作品だったと云えよう。
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