劇場公開日 2007年2月10日

「モーツァルトとクジラのお話がとってもかわいい」モーツァルトとクジラ chocolateさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0モーツァルトとクジラのお話がとってもかわいい

2007年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アスペルガー症候群のドナルドとイザベラの出会いと恋愛を軸に、仲間たちとの絆も描かれていく。テーマはまっすぐだし、「モーツァルトとクジラ」の由来がとってもかわいい。ドナルド演じるジョシュ・ハートネットも、イザベラ役のラダ・ミッチェルも好演していると思う。
だけど、だけど、映画としてどうも物足りない。理由の1つが字幕。微妙な表現を字数が限られた字幕で表現するのが難しかったようで、話している英語と字幕が違っているじゃない、と思えるところが。イザベラの主治医・精神科医がドナルドに彼女には二度と電話をするな、というあたりも、字幕は言葉足らずの印象だった。
アスペルガー症候群をもう少し説明してほしかったとの思いが残ったが、字幕では省かれているだけなのかもしれない。

chocolate