劇場公開日 2006年11月11日

「眠たい日本・・・あ、眠たいのか・・・と眠りに落ちてしまいそうな雰囲気の中、やはり飛べなかった。」HAZARD ハザード kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0眠たい日本・・・あ、眠たいのか・・・と眠りに落ちてしまいそうな雰囲気の中、やはり飛べなかった。

2018年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 バブル崩壊直後、退屈な大学生活を抜け出したかった主人公シン(オダギリジョー)が偶然手にした本に触発され、犯罪都市ニューヨークを彷徨う。退屈な生活を抜け出すためには刺激のある暴力社会が必要なのか?などと完全否定的な目で見てもいいのですが、空虚で怠惰な日常を抜け出すための若さがにじみ出る映像にはちょっとだけ期待もしてしまいます。

 ニューヨークで知り合ったリーとタケダ。そしてハイになるドラッグを含んだアイスクリーム。社会からはドロップアウトしている彼らは、一日一日を万引きや強盗まがいの行為を繰り返すことによってしか生きている実感を味わえなくなってしまっている。それはアメリカンニューシネマのように社会に反抗するような犯罪映画ではなく、単に現実逃避したいがための犯罪映画なのかもしれない。映画に描かれる青年たちがバブル崩壊のよる負の遺産なのだと考えるとカッコよく思えるのでしょうけど、メッセージが感じられないのです・・・

 2002年に作られたこの映画が4年かかって公開されたという理由はわかりませんが、オダジョー人気にあやかって公開されたのであれば、ファンでなければ観る必要もないのかな・・・

kossy