ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスターのレビュー・感想・評価

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5.0スーパースター

2026年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

多くの日本人とたぶん同じで、初めて観たインド映画は「ムトゥ踊るマハラジャ」(95)だったと思います(日本での公開は1998年、渋谷シネマライズにて)。幸せなインド映画初体験!強く印象に残っているのは、冒頭に出てくる「SUPER STAR」という陳腐で大袈裟なクレジットを観て苦笑いしたものの、約3時間後にはスーパースター=ラジニカーントの偉大さにすっかり魅了されていたことです(笑)。上映時間の長さもさることながら、大勢の出演者が群舞する迫力、美しきヒロイン・ミーナの魅力、そして主人公ムトゥのスケールの大きな人物像などがてんこ盛りで、マサラムービーの熱量とスパイシーな味わいにすっかり魅せられました。その後、色々なインド映画が公開されるようになり、「きっと、うまくいく」(09)、「PK」(14)、「RRR」(22)など名作、秀作もたくさんありました。「暑い夏だからこそ辛いカレー」ではありませんが、久~しぶりにインド映画が観たくなってDVD観賞したのですが、本作は「ムトゥ踊るマハラジャ」に匹敵する面白さでした!主人公の精神科医サラヴァナン(ラジニカーント)が大規模開発の利権に絡む騒動を解決するオープニングから派手なアクションで盛り上がります。「アメリカ帰りのゴーストバスター」という副題と全く関係のない導入部分ですが、とにかく心は鷲づかみされました。途中からチャンドラムキという踊り子にまつわる伝説から恐ろしい展開になっていくのですが、何故かふと、金田一耕助を主人公にした横溝正史の作品が脳裏に浮かびました。古くからの言い伝えを誰かが意図的に捏造して事件が起きるという構図がちょっと似ている気がしました。クスッと笑えるシーンから色っぽいシーンなどがいい塩梅で混じり合い、究極的な世界平和へのメッセージさえも感じさせる壮大なファンタジーの真ん中でかっこよく極めているのがスーパースター=ラジニカーントっていう映画でした!

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赤ヒゲ