劇場公開日 1997年6月14日

「正真正銘何をやっているかわからない」ロスト・ハイウェイ KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0正真正銘何をやっているかわからない

2020年12月22日
PCから投稿

脚本はちゃらんぽらんにしか見えない。しかし見ていて引き込まれるものがある。それは何かと考えてみると各シーンの迫力だ。脚本はまるでかけていないのにまるで素晴らしい映画のワンシーンかのごとくな完成されたシーンがそこにある。そうするとそれまでの経緯に関係なくそのシーンに見入ってしまうものなのだ。という面白いことをこの監督はやってのけた。そしてやはり音楽の使い方の面白さだろう。これを見るとタランティーノという監督の一部の作品は、この監督の亜流でしかないということがよくわかる。 うーんやはり David lynch は偉大だな。

タンバラライ