リバイアサン

劇場公開日:

解説

海洋開発企業によって運営されているフロリダ沖の巨大基地では、地質学者のベックをはじめとする計8人のスタッフが職務に従事していた。ある日、海底探査に出た者たちがソ連の艦艇リバイアサンから遺留品を持ち帰る。しかしその中のビンには新種の水中生物を生み出す試薬が入っていた。それを飲んでしまった者の肉体に変化が。人間の知能を持つ生物がベックたちに襲いかかる! 海底版「エイリアン」とも呼べるSFスリラー。

1989年製作/99分/アメリカ・イタリア合作
原題:Leviathan
配給:松竹富士

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映画レビュー

4.0子供の頃の思い出!

2019年10月13日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

子供の頃、TV放送を録画して何度観たことか・・・考えてみると最後しか化け物がはっきり見えないのに、何か好きなんですよね~(笑) 海底基地っていう設定も珍しかったし、ロボコップじゃないピーター・ウェラーや(笑)、トラウトマン大佐じゃないリチャード・クレンナなど(笑)、何かハマれたんですよね~(^-^) 女性陣も綺麗だったし! 来年クリステン・スチュワート主演で『アンダーウォーター』という深海の化け物映画がありますが、久しぶりにそういう映画が観れて嬉しいです!

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映画は生き甲斐

4.0気持ち悪さが良い

2017年8月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「ロボコップ」のピーター・ウェラー主演の海洋モンスター・パニック。本作が公開された1989年というのは、海洋パニック作品が多く輩出された年であり、本作とジェームズ・キャメロン監督の「アビス」、人為的被害の方が目立つ「ザ・デプス」の三作品が御三家という扱いになっている。予算的に見ても「アビス」が注目されるのは分かるが、本作はそれに比べてB級感が漂う隠れた名作である。内容は深海を舞台とした「エイリアン」と「遊星からの物体X」といったところだろうか。それ以上に分かりやすい説明は無いだろう。時折訪れるショッキングな変容シーンは本当に「遊星からの物体X」を思い起こさせるものであった。今改めて鑑賞すると怪物のハリボテ感はあるが、古き良き80年代最後のパニック映画としては良作だと思う。体から、取り込んだ人の顔や腕が出ている強烈なビジュアルの怪物のデザインにはチープさは無く、実在する「ワニトカゲギス」科の深海魚そのものの容姿等は製作スタッフのこだわりと苦労が伺える。

また、「リバイアサン」は怪物の名前ではなく、海底に沈んだソ連の船の名称であり、ここで発見したあるものが事の発端となる。きちんとした原因については終盤で描かれているが、その発生要因が船から見つけた酒というまるでB級ゾンビ映画の様な描かれ方だが、突然ドカンと完成形の怪物に襲われるのではなく、内から順番に数を増やしていき、ゆっくりと近づいてくる描写は中々緊迫感があって良い。本編も短いため、サクッと見れるモンスター・パニックの良作だ。近年様々な取り組みをして集客へ繋げようとする最新作に少し疲れたときに80年代のド直球ストレートの作品で癒やされるのも有りだと思う。

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Mina
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