劇場公開日 1957年8月15日

「専属の楽団つれて・・・」昼下りの情事 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0専属の楽団つれて・・・

2018年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 新聞王ケーン死す。そんな新聞の見出し記事と並んで“フラナガン離婚訴訟!”なんてあるんだから、よっぽどの富豪、有名人。そしてひと悶着あったリッツホテルの14号室の夫人とか、フラナガンに恋した女が自殺未遂・・・チェロを弾きながらアリアンヌはパパの言うことに従う・・・そんな男でも惚れるのかぁ~~

 相手が金持ちでプレイボーイだから、パパの顧客の高価なコートを勝手に拝借したり、自ら背伸びしてプレイガールを気取るアリアンヌ。それにしてもホテルには毎晩、湖畔のデートにまでも楽団を雇っているフラナガン凄い!笑えるくらいに凄い・・・

 父親の推理力やアリアンヌへの愛情もいい。あなたは20人目よ!などと言っていても、父親が「あなたは彼女の初恋だ」という一言が決め手となったんだからなぁ・・・最後はテロップだけじゃなくて、2人のシーンを入れてもらいたかった

kossy