劇場公開日 2018年10月19日

「映画史上の最高作」2001年宇宙の旅 タヴァーンポストさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画史上の最高作

2020年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波、VOD

怖い

興奮

知的

 「SF映画の金字塔」が本作の枕詞(まくらことば)になっていますが、それにとどまらず、映画史上の最高傑作であり、更には人類文化史上の大遺産でもありましょう(!)。
 1968年4月の初公開時、テアトル東京の大画面に圧倒されながら観終わって、今、目の前に映っていたものが本当に映像に過ぎなかったのか信じ難く、金縛りにあったように身じろぎも出来ずにおりました。
 翌年(1969年)の3月に凱旋興行と銘打って、同じテアトル東京で再上映があり、自由席・入れ替え無しになったこともあって、そこで更に3回は観ましたっけ。
(もう時効だから言いますが、この時、オープンリールのテープレコーダーを持ち込んで全編録音しちゃいました。ヴィデオは勿論、カセットも普及する前の時代。そのテープでも、音だけを繰り返し聴いたものです)
 以後、2番館、3番館と落ちて来るたびに東京中の映画館を回って観続け、その年だけで23回は鑑賞しています。途中からはカット数をかぞえ出し、ついには絵コンテを描き……。
 私的なことはどうでもいい、と言われそうですが、ともあれ、そこまで魅せられた理由、それをひとことで言えば、本作を鑑賞することは、映画が映画を超える瞬間を目撃する、ということなのです(!)。
 なお、作品中で3回流れるリヒャルト・シュトラウス《ツァラトゥストラはかく語りき》の演奏は、カラヤン指揮/ウィーン・フィル(デッカ録音)です。最初に出た「サントラ盤」と称する物(ポリドール)には、ベーム指揮/ベルリン・フィルという全く別の演奏(DG録音)が入っており、次に出た盤(EMI、のちSONY)では、映画通りのカラヤン指揮/ウィーン・フィルが入ってはおりますが、英文は Vienna Philharmonic となっていながら、邦文はベルリン・フィルと誤記されています。要注意です。
 星の数は「5」が最高ですが、本作には「10」ぐらい付けたい感じですね(笑)。

タヴァーンポスト
赤だるまさんのコメント
2020年10月24日

良いですよね。テープ持ち込んじゃうのも分かりますwww

赤だるま
東條ひできさんのコメント
2020年7月6日

リアルタイムで映画館で観られたとは、羨ましいです。 一度、この映画を映画館で観てみたいと思っています。休憩、があるんですよね。
米国で封切られた時も、感動して立ち上がれない人、訳の分からないモノを見せられて怒っている人と半々だったとか。
私も星10です。 未だに これを超える映画は無いし、キューブリックも本作を超えられなかった。

東條ひでき