「殺伐としたニューヨーク」ドリラー・キラー　万年 東一さんの映画レビュー（感想・評価）

アートでPunkなサイコでホラーなエロくてグロくて、マット・ディロンとケヴィン・ディロンの中間みたいな顔した主人公を演じるジミー・レインってフェラーラ本人とはビックリ！！

NYパンクなバンドが出て来そうな雰囲気、No Wave的でもあり、"ザ・ルースターズ"ってなバンドが登場に主人公よりイカれた"トニー・コカコーラ"ってキャラ。

ドリルでズボズボズボズボ、躊躇なしに殺しマクり、動機も何もあったモンじゃない、キチガイ過ぎる行動の潔さ！？

真っ暗闇の中、事の顛末は描かないラストが笑えるようで不穏なままシュールに幕は閉じられる。

こりゃぁ、サントラが欲しくなる感じだなぁ。