トークショー
1996年製作/96分/アメリカ
原題または英題:The Late Shift
スタッフ・キャスト
- 監督
- ベティ・トーマス
- 製作
- ドン・カーモディ
- 製作総指揮
- アイバン・ライトマン
- 原作
- ビル・カーター
- 脚本
- ビル・カーター
- ジョージ・アーミテイジ
- 音楽
- アイラ・ニューボーン
1996年製作/96分/アメリカ
原題または英題:The Late Shift
「花は咲く、修羅の如く」25年1月7日放送開始 遊佐浩二、日笠陽子が出演 メインPV、ビジュアルも公開
2024年12月9日ベネディクト・カンバーバッチ、「東京コミコン」で「エンドゲーム」の名シーン再現!
2024年12月8日【東京コミコン2024】「サウスパーク」で“ギリギリトーク” LiLiCo、カートマン役の影響で「声帯の手術をした」
2024年12月7日「百円の恋」10周年記念上映イベント開催決定! テアトル新宿に安藤サクラ、松浦慎一郎らが集結
2024年12月6日「天久鷹央の推理カルテ」25年元日放送開始 初回は2話連続放送 諏訪部順一、平田広明、沢城みゆきら出演決定
2024年12月5日野本梢監督特集「Rest Rooms3」が名古屋シネマスコーレで1月開催決定!
2024年12月5日昔、レンタルビデオ屋でふと手にして気に入った映画。宅配レンタルで入手できたので、久しぶりに鑑賞。古きHBOのテレビ映画だったようで、忘れ去られているのも納得。こちらも印象的だったキャシーベイツを頼りにタイトルに行き着いた。
アメリカのコメディ界事情にそこまで精通しているわけではないが、あらすじ紹介すると、NBCの夜の看板番組トゥナイトショーで30年司会をはったジョニーカーソンの後釜を巡る、当時若手コメディアン・ジェイレノとトゥナイトショーの後枠番組レイトナイトを既に10年張っていたデビットレターマンの争いを描く。コメディアンが自ら雇う製作スタッフと共に行動しながらテレビ局と渡り合う様は、テレビ業界の裏話モノとして情報量が多く、ネットワークとプロダクション、胡散臭いエージェント、契約的駆け引き、更にはNBCとGE、ジャックウェルチまでが最後に出てくるなど、多彩な人間関係が描き出される。扱っている題材に相応しく、ライトでポップな描き方であるが、それでいながら登場するコメディアン自体へのリスペクトを示しており、レターマンがカーソンの番組をテレビで見ながら呟く「このオッサン幾つなんだよ。これで辞めようっていうのか」やこの話で決定的なカーソンからレターマンへの助言は、2人の師弟関係を如実に示す名シーン。他方、懐刀を失ったジェイレノの意外な行動は、高度なビジネス駆引きの間隙を縫った強烈な単騎一手でこちらも呆気にとらされる。
1992年の代替わり劇からたった4年でこの映画は放送された訳であるが、その後の長期に渡る2人の活躍と、ジェイレノについては2009-2010年のコナンオブライエンとの次の代替わりでの騒動もあり、更に興味がそそられる所である。テレビ業界の内幕を伝える歴史的資料かも知れない。