デューン スーパープレミアム 砂の惑星・特別篇

解説

“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを、壮大なスケールで描いたSF大作。フランク・ハーバートによる大長編SF小説をデビッド・リンチ監督が映像化した劇場用映画「砂の惑星」を、10年の歳月を経てテレビ放映用に再編集したもの。新たに未公開シーンとナレーションが追加されている。しかしこの編集作業にリンチ監督は参加しておらず、本作の監督・脚本はアラン・スミシー名義となっている。

1994年製作/190分/アメリカ
原題または英題:Dune

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映画レビュー

3.5本長尺版が製作されたのは、映画製作から10年経った1994年。 映...

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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りゃんひさ

3.0わかりやすい!

2022年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ホドロフスキーのドキュメントを数年前に見て
誰かがやるんだろうなと思ってたら
ブレードランナー2049のヴィルヌーヴ監督だった
素晴らしく再現されてるのはその通りなんだけど
イマイチ意味が分かりにくく2度見た
そしてまたホドロフスキーのを見て
そのノリでこの噂のリンチ版
ホドロフスキーが泣いて喜んだリンチ版
この映画が一番分かりやすかった(笑)

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mamagamasako

3.5【ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作の先のストーリーが気になる人へ】

2021年10月15日
iPhoneアプリから投稿

通常版のレビューでも書いた通り、この原作「砂の惑星」は、昨今の宇宙物理学の最新の情報を取り入れたり、哲学的に昇華されたSF小説と比べて、大味に感じられるかもしれないが、物語としてよく考えられたSF大河小説になっていると思う。

個人的には、シェイクスピアやギリシャ神話の戯曲のような構成やテンポのように感じる。

家柄、領主同士の対立、後継ぎ、愚鈍な王、昔ながらの家臣、預言者然と振舞う占い師、裏切り者、既得権益の維持に躍起な組織、これに、合理主義と神秘主義の対立、合理主義と非理性主義の対立、リーダーと部下の信頼と対立、血筋、裏切り、暗殺、復讐などの要素をちりばめて重層的な物語展開になっているのだ。

そして、ポールがフレメンを率いるところは、実は、イスラムのムハマンドにヒントを得ているのではないかと思う。

西洋的な社会の知識を持ちながら、砂漠の民を率いるのだが、一神教であるキリスト教を知り、ムハマンドは、アッラーを一神教としてイスラム教を強大に組織化していくのだ。

そして、それぞれの物語が個性を持って主張され、特にフレメンについては、理解を深めるようにアレンジされている。

そして、この3時間を超える長尺版は、過度な編集前の通常版とちょっと異なっていて、あらすじを追うより、もう少し場面場面を楽しめるようには思える。

キャラクターや空間、宇宙船デザインはデヴィッド・リンチならではだし、若かりし頃のパトリック・スチュワートやスティングを見られるのも楽しい(パトリック・スチュワートは、昔からおっさんのように見えるけどね(笑))。

ただ、それでも、このSF大河小説の金字塔を映画として表現するには、時間は圧倒的に不足しているように思える。

まあ、だから、ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作は、前編が2時半の、前後編になっているのだろう。

だから、もし、先のストーリーが気になる人は、大変に読み易くなった新訳版の「砂の惑星」1-3巻を読むことをお勧めするし、映画だったら、可能であればデヴィッド・リンチの「DUNE(長尺版)」をご覧になられた方が良いように思う。

僕、ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作「DUNE」、期待してるんですよ!マジで!

デヴィッドリンチに敬意を表して、ちょっと加点😁

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ワンコ

2.5これは超企画倒れと違うかぁ?

2019年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナレーションで話を説明してしまったり、ダイジェストで話を飛ばしてしまったり・・・これは三部作とかにするつもりで始めた企画が企画倒れでこんなんなっちゃいました映画と違うだろうか?
この作品を観て良かったことといえば、あの巨匠などの代表作が実はこの作品のパクリだったとわかってしまったことかな。まぁ漫画のほうは元ネタを超えているようだが。

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タンバラライ

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