劇場公開日 1977年

「【”瞬きの果て・・。”初期、ヒチコック作品の巻き込まれ型サスペンスの佳品。】」第3逃亡者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”瞬きの果て・・。”初期、ヒチコック作品の巻き込まれ型サスペンスの佳品。】

2022年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■ある日、女優のクリスティン・クレイが遺体で発見される。
 殺人の容疑者とされたのは、彼女の知り合いでもある第一発見者のロバートだった。
 身に覚えのない彼は裁判所から逃走。偶然知り合った警察署長の娘エリカとともに、無実の証拠となるコートを探すが…。

◆感想

・初期、イギリスでのヒッチコック作品でもあるが、脚本を彼は手掛けていない。その故か、真犯人のガイの殺意の動機が衝動的であったことが、やや残念である。

・ロバートとエリカが真犯人を追う為に、ロバートが亡くしたコートを見つけるも(コートのベルトでクリスティン・クレイは殺害されている)コートのポケットにグランドホテルのマッチがある事に気付き・・。

<無実の男が逃亡しながら真犯人を探すという、アルフレッド・ヒッチコック監督お得意の巻き込まれ型サスペンス。ユーモアをちりばめつつ緊迫感を高める巧みな演出が光る作品。>

NOBU