劇場公開日 2007年5月19日

「脚本が頭抜けて面白い!」主人公は僕だった よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0脚本が頭抜けて面白い!

2019年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

異常に几帳面な国税局職員ハロルドはある日突然自分の行動をリアルタイムで語るナレーションの声が聞こえるようになる。そして声の主はついに彼はやがて死ぬと告げる・・・声の主は一体誰?自分の死は本当にやってくるのか?彼は声の主が悲劇ばかり書いている実在の小説家であることを知り、また自分が彼女の未完の新作の主人公であることを知って愕然とする。そして意を決して彼が起こした行動とは・・・。

まず脚本が抜群に面白い。未完の小説が元ネタなのにセリフで語る部分を必要最小限にとどめて映像に語らせている演出も素晴らしい。何でもかんでも全部セリフで語ってしまう何丁目のナントカみたいな映画はお百度参りしてから出直して欲しいと思いました。主人公が恋をするパン屋のオーナー役、マギー・ギレンホールがとてもキュートです。

よね