劇場公開日 2008年7月5日

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「映画愛が生んだ快作アクションコメディ」ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! No. Qさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画愛が生んだ快作アクションコメディ

2020年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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興奮

ロンドン警視庁の凄腕刑事ニコラス・エンジェルは、腕が立ちすぎてド田舎に左遷されてしまう。ビレッジ・オブ・ザ・イヤーに何度も輝くサンドフォードは、平和を絵にかいたような町。しかし、奇妙な“事故”が連続して発生し、ニコラスは連続殺人事件だと主張するが、同僚たちはてんで聞く耳を持たない。挙句の果てにニコラスは頭がおかしくなったとまで言われてしまうが、町にはとんでもない秘密が隠されていた。

サイモン・ペッグとニック・フロストのバディが最高に楽しいクライムアクションコメディ。真面目が過ぎるニコラス(ペッグ)と、アクション映画好きのダメダメ刑事ダニ(フロスト)が、コンビを組んだことで、次第にお互いの理解を深め変化していく姿が心地よい。そして何よりも、ストーリーが素晴らしい。「犯人捜し」のミステリーと「事件解決」のアクションの2段構えになっていて1本で2度おいしいだけでなく、数々の映画へのオマージュと伏線で最後の最後まで飽きさせない。エドガー・ライト監督とペッグは、本作の脚本執筆のために100本以上のアクション映画を見直したというのだから本当にすごい。なかでも「ハートブルー」のオマージュはジンとくる。

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